第百十話、大変なことに! ページ44
A「むむむ…難しいですにゃ…」
夜、Aが部屋で何かの本を読みながらつぶやいとる。
ノル「何してんだべ?」
A「あら、ノルさん。ノルさんなら、ブラックチェリーとイチゴ、どちらが好きですか?」
ノル「…イチゴ。」
A「そうですか。」
そういうと、本をカバンにしまった。
ノル「ほれ、いくど。」
ひょいとお姫様抱っこをする。
A「お、降ろしてくださいって!」
ノル「Aは、拒否権なんて持ってねえんだど?」
A「あ…そうですか。」
大人しくなるA。
最近、どうしてかAはあまり反応しなくなった。
なんでだべ?
・
A「あのー…私は結局、キモノを着ることになるんですね。」
ノル「んだ。ちょうどいいべ。」
A「ちょうどいい…。ですか?」
今、俺の部屋でAにキモノを着せたところだべ。
A「短くないですか?」
ノル「おめえがいつも着てるアレと同じくれえだべ。」
A「ええー…?」
ノル「それよりも…」
A「?」
Aをベッドに押し倒し、しっかりと見つめる。
ノル「俺の部屋にそんな恰好でいると、襲っちまうど…?」
A「えっ!?ちょ、あの、そのっ…///」
ノル「ん…」
無理やりキス。
A「〜〜〜!?///」
そのまま、舌を絡める。
ノル「ん…」
ぺしっぺしっ。
Aが俺の胸をたたく。
仕方なく離すと、Aは涙目で俺のことをにらみつけてるつもり…なんだろうけど涙目だし、上目遣いにしか見えねえ。
ノル「…誘ってるのけ?」
A「そ、そんなわけ…///」
ノル「…。やっぱり俺は、Aがいねえとだめだべ。」
A「ノルさんっ…///」
ノル「だから今夜だけは…俺のことだけ考えろ。」
A「そんな…わぁっ///」
ノル「Aっ…」
「大好き」だど…
・
A「うにゃーん…。」
ノル「あり?」
大変ですっ!!
昨日の夜いろいろあって、まぁ疲れてたんですけど、朝、目が覚めたら…
A「にゃー。」
ネコミミとかじゃなくて猫になってた!!
ノル「A…?」
A「みゃーん…。」
ノル「…。………!!!???」
動き止まった。
A「みゃーっ!」
ノル「A!?本当にAなのけ!?なしてそんな姿に…!?」
ふさふさの金色の毛並…
最初のしっぽは黒猫だったのに…?
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らむ - 終わっちゃった...最後のはアイス君以外だっいい 泣けた...... (2014年8月7日 6時) (
レス) id: f87b68a8a9 (このIDを非表示/違反報告)
エリーン(プロフ) - 私はアイス君一択ですけどね！(ﾄﾞﾔｧ (2013年9月5日 21時) (レス) id: b6e8dc7225 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - あぁ〜…おわっちゃった… てか最後！俺選べねーよ（泣ｗｗｗ (2011年4月24日 20時) (レス) id: 3ccb12a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - えぇ〜！？完結しちゃうの！？！？さみすぃ〜よ…（泣 でもしかたないか…次の北欧の話もたのしみにしとるぞ！あとちょっと！がんばれ！ふぁいとだぁ☆ (2011年4月23日 20時) (レス) id: 1bcd7c3934 (このIDを非表示/違反報告)
風音朝妃(プロフ) - ついに最終話……ホントに面白かったです！！この小説読むまでゎぜんぜん北欧とか興味なかったけど、今でゎ北欧大好きです！！！！これからも応援し続けます^^こんなに面白い小説を作ってくださりありがとうございました！！！！ (2011年4月23日 11時) (レス) id: 1d053d09ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻樹ｸﾚﾅｲ
