第九十五話、僕の回想 ページ29
今日は、Aが用事あるとかで、リヒテンシュタインと一緒にウクライナの家に言ったから僕たちしかいないんだけど、ダンが変なこと言い始めたんだ。
デン「最近…あのころの夢をよく見るんだっぺ…。」
ダンが言う「あのころ」とは、ダンがAに折檻…っていうか離れないようにしばりつけていた時期で…
デン「ああ…寝不足だっぺ。」
ノル「そのまま一生眠っとけ。」
スー「ん…どんな内容なんだべ?」
デン「Aが、「これ以上この人を傷つけないでください…」って、泣いて俺に懇願する夢で…」
フィン「そんなことがあったんですか?」
スー「…俺も覚えてるど。」
どうやら実際にあったことみたい…。
・
…アイスの回想…
僕とAが最初に会ったとき…
アイス「ねえお兄ちゃん。この子…どうすればいいの?」
ノル「さぁ…どうすっぺ…。」
A「?」
幼いころ、僕はAの家が猛吹雪に襲われたって聞いたから助けに来たんだけど…?
A「!!」
幼すぎてしゃべらない!!
アイス「名前は…?」
A「…。」
無言で地面に木の棒でAと書いた。
ノル「どうしたんだべ?」
A「…。」
アイス「やっぱこの子小さすぎるよ!」
ノル「ちっとまってろ。俺が船に乗せられるように言ってくるべ。」
A「…。」
アイス「仕方ないなぁ…。」
二人で外に留守番することになったんだけど…。
アイス「寒くない?」
A「…。」
アイス「大丈夫?」
A「…。」
僕はどうしたらいいの!?
アイス「ちょっと待ってて。何か探してくる。」
A「あ…。」
僕の服の裾をつかむA。
「行かないで」って言ってるみたいに。
アイス「一緒に行こう。」
A「…。」
二人で手をつないで歩いてしばらくした時…
A「!!」
僕が、前にあった穴に気づかなくて、Aが落ちたんだ。
アイス「A!?大丈夫!?」
A「あー…!!」
穴は結構深くて、僕の手は届かなかった。
アイス「A、ちょっと待ってて!僕、お兄ちゃんのこと呼んでくるから!!」
そう言って僕は走りだした。
でも、そのあとAは…
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らむ - 終わっちゃった...最後のはアイス君以外だっいい 泣けた...... (2014年8月7日 6時) (
レス) id: f87b68a8a9 (このIDを非表示/違反報告)
エリーン(プロフ) - 私はアイス君一択ですけどね！(ﾄﾞﾔｧ (2013年9月5日 21時) (レス) id: b6e8dc7225 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - あぁ〜…おわっちゃった… てか最後！俺選べねーよ（泣ｗｗｗ (2011年4月24日 20時) (レス) id: 3ccb12a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - えぇ〜！？完結しちゃうの！？！？さみすぃ〜よ…（泣 でもしかたないか…次の北欧の話もたのしみにしとるぞ！あとちょっと！がんばれ！ふぁいとだぁ☆ (2011年4月23日 20時) (レス) id: 1bcd7c3934 (このIDを非表示/違反報告)
風音朝妃(プロフ) - ついに最終話……ホントに面白かったです！！この小説読むまでゎぜんぜん北欧とか興味なかったけど、今でゎ北欧大好きです！！！！これからも応援し続けます^^こんなに面白い小説を作ってくださりありがとうございました！！！！ (2011年4月23日 11時) (レス) id: 1d053d09ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：櫻樹ｸﾚﾅｲ
