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第九十三話、お土産と思い出 ページ27

A「ああ…本当に疲れましたぁ…。」

やっと僕らの家に帰ってきて…。

ああ疲れた。

本当にいろいろあって、大変だったなぁ…。

デン「やっぱ、俺らの家が一番だっぺな!」

A「私も、兄さんと同じ意見です!」

リビングで六人でだらーんとしてる。

皆、お土産とか思い出の確認をしてるよ。

A「ちょっと、お土産を部屋に置いてきますね。」

…あ!!

ちょっと楽しみだから僕もついて行こう!!

アイス「僕、それ持つよ。」

A「あ、すいません。私にはちょっと重くて…。」

珍しいなぁ。

Aならいつも、

「大丈夫ですから!!」

っていうのに…。





A「この部屋、何日ぶりでしょうか…?」

Aがドアに手をかける。

これで、僕が今までの旅行で花屋に行っていた理由が、これで分かるよね。

A「わぁっ…!!これは…?」

Aの部屋は、たくさんの花であふれていた。

ちょっとベタだけど、いろんな国の花屋へ行って、今日のためにAの部屋に花を送ってたんだ。

アイス「喜んでもらえた?」

A「イース君が…これを?」

アイス「うん。A、花好きでしょ?」

A「はいっ!!とっても嬉しいです!!」

そう言って、僕に抱きつくA。

アイス「わわっ…!!///」

A「ありがとうございます!」

Aの嬉しそうな顔。

僕、すごく幸せ。





A「イース君が、私に花を…」

デン「なんだっぺ!!水くせえなぁ!俺たちにも言ってくれればみんなで…。」

アイス「皆じゃだめなの。」

ノル「まぁったく…A、あとで俺の部屋さこ。」

A「…?はい。では、寝る前によらせていただきますね、」

アイス(大丈夫なのかな…。)





ノル「ったく…俺と同じこと考えてたなんて…。」

コンコン。

ドアがノックされる。

A「ノルさん?入ってもよろしいですか?」

ノル「ん…入り。」

パジャマ姿のAが入ってくる。

A「何か用事でしょうか?」

ノル「イースがおめえに花を…」

こう切り出すと、Aは少し嬉しそうに笑った。

A「はいっ。びっくりしたけど、すごくうれしかったです。」

ちょっと複雑。

Aの笑顔が見れたのはうれしいが、俺が笑わせたわけじゃねえ…。

ノル「俺、イースに先こされちまったべ。」

第九十四話、子供。→←第九十二話、何をしようか。



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らむ - 終わっちゃった...最後のはアイス君以外だっいい 泣けた...... (2014年8月7日 6時) (レス) id: f87b68a8a9 (このIDを非表示/違反報告)
エリーン(プロフ) - 私はアイス君一択ですけどね!(ドヤァ (2013年9月5日 21時) (レス) id: b6e8dc7225 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - あぁ〜…おわっちゃった…  てか最後!俺選べねーよ(泣www (2011年4月24日 20時) (レス) id: 3ccb12a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - えぇ〜!?完結しちゃうの!?!?さみすぃ〜よ…(泣  でもしかたないか…次の北欧の話もたのしみにしとるぞ!あとちょっと!がんばれ!ふぁいとだぁ☆ (2011年4月23日 20時) (レス) id: 1bcd7c3934 (このIDを非表示/違反報告)
風音朝妃(プロフ) - ついに最終話……ホントに面白かったです!!この小説読むまでゎぜんぜん北欧とか興味なかったけど、今でゎ北欧大好きです!!!!これからも応援し続けます^^こんなに面白い小説を作ってくださりありがとうございました!!!! (2011年4月23日 11時) (レス) id: 1d053d09ae (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:櫻樹クレナイ

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