第八十七話、テロリスト ページ20
アイス「Aっ!!」
カナダに、僕の携帯から逆探知してもらってアメリカとAの居場所を突き止めたのはいいんだけど…。
たどり着いたら、道路の端の方で車が横転して炎上してた。
米「お!!いいところに来たんだぞ!!」
デン「A!Aは無事なのけ!?」
米「そこなんだぞ!」
アメリカの指差した先には、木にもたれかかっているAがいた。
僕たちがホッとしたその時…
パァン!!
アイス「銃声!?」
米「気をつけろよ!!そいつらただの人さらいじゃないぞ!!テロリストだ!!」
スー「そういうことけ…」
ノル「?」
スー「テロリストなら、自分たちが安心して活動できるように自分たちの命令に従う地域…Aが欲しいはずだべ。」
デン「なるほど…じゃあ、俺は…。」
ダンが、斧を取り出し、構える。
デン「妹を怖い目に合わせた奴らを痛めつけてやるっぺ!!」
フィン「Aちゃん、しっかりしてください!!」
誰よりも早くAのところにたどり着いたフィンが、Aの目を覚まそうとしてる。
ノル「あんこに協力するのは気が乗らねえが、Aは俺たちの何よりも大切な妹だべ。」
トロールを呼んでノーレも臨戦態勢。
スー「ん…俺も。」
僕は、Aのところに走った。
後ろで破壊音やいろいろな音が聞こえるけど、気にしない。
Aは、失神してるみたいで目を開けない。
アイス「Aっ…しっかりしてよ。」
ふと、Aの頬についた傷に目が行った。
フィンが見ているのも構わず、血の付いた頬を舐める。
A「ん…?」
アイス「A!?気が付いた!?」
A「あら…?」
フィン「大丈夫ですか!?何もされてませんか!?」
A「ええと…?」
パァン!!
僕たちを狙った銃弾。
A「イース君避けてください!」
僕を横にどけ、短剣で銃弾を跳ね返すA。
…本当はとっても強いんだと思う。
アイス「あ…」
これがテロリスト達の最後のあがきみたい。
後ろを向くと、アメリカが二人の男の上に立ってたし、デンも斧で二人を倒したみたい。
最後の一人は、ノーレとスヴィーに殺されかかってる…。
A「っ…ありがとうございます!イース君!」
いきなり僕のことを抱きしめるA。
心拍数が一気に上がる。
アイス「ほぁっ…///」
38人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヘタリア」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
らむ - 終わっちゃった...最後のはアイス君以外だっいい 泣けた...... (2014年8月7日 6時) (レス) id: f87b68a8a9 (このIDを非表示/違反報告)
エリーン(プロフ) - 私はアイス君一択ですけどね!(ドヤァ (2013年9月5日 21時) (レス) id: b6e8dc7225 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - あぁ〜…おわっちゃった… てか最後!俺選べねーよ(泣www (2011年4月24日 20時) (レス) id: 3ccb12a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - えぇ〜!?完結しちゃうの!?!?さみすぃ〜よ…(泣 でもしかたないか…次の北欧の話もたのしみにしとるぞ!あとちょっと!がんばれ!ふぁいとだぁ☆ (2011年4月23日 20時) (レス) id: 1bcd7c3934 (このIDを非表示/違反報告)
風音朝妃(プロフ) - ついに最終話……ホントに面白かったです!!この小説読むまでゎぜんぜん北欧とか興味なかったけど、今でゎ北欧大好きです!!!!これからも応援し続けます^^こんなに面白い小説を作ってくださりありがとうございました!!!! (2011年4月23日 11時) (レス) id: 1d053d09ae (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:櫻樹クレナイ