第八十四話、トロントは首都じゃない。 ページ17
A「わぁ…っ!!」
僕たちは、花真っ盛りの公園に来てるんだ。
さっきからAがはしゃいで写真を撮ってる…。
そしてそれを後ろからカメラに収めるノーレと日本!
何やってるのさ…
デン「おめえらも飲むっぺ〜!!」
これが日本の花見っていうものなんだ…。
A「ちょっと、兄さん!飲みすぎは体に毒です!」
スー「ん…いいんでねえの?デンマークが死んだら俺がAを引き取ってやっから。」
フィン「スーさん!?」
A「みなさん飲みすぎ…」
ノル「ほれ、ちょっとこっち向けA。」
A「はい?」
パシャッ。
ノル「おお…完璧な自然体の振り向きショットが取れた…。」
日本「上手ですノルウェーさん!」
A「まったく…。」
なんなんだろうね。
・
日本「えー…名残は尽きませんが、皆様にも予定があるということですので…」
ノル「んだ。いろいろありがとうな。」
日本「あ、それで、ちょっと…」
デン「ん?」
日本(これを、五人分渡しておきますから、帰ったらぜひともAさんに着せてあげてください!)
A「兄さん!トロントへ向かう飛行機が出ますよ!!」
デン「おう!ありがとな!日本!」
ダンが何か大きな袋を持ってきたけど、皆特に何も言わなかった。
アイス「ねえ。トロントって誰の家の都市?」
ノル「トロント?」
フィン「えっと…どこでしたっけ?」
A「どこって…カナダさんですよカナダさん。」
デン「ああ、カナダな。カナダ。」
・
その頃…
カナダ「嬉しいな。Aちゃん、僕のことを覚えていてくれるとうれしいんだけど…ね?クマ三郎さん。」
クマ「…。誰?」
カナダ「君の飼い主のカナダだよ…。」
・
A「ふわぁ…飛行機って、ふわふわしますね。」
アイス「浮いてるんだから、当たり前じゃん。」
A「それを当たり前と考えるイース君はすごいですよ…。」
アイス「…今の、皮肉?」
A「いえ、本音です。」
デン「ほーら、空港の中で迷子になったらこまっぺ!」
A「あ、すいません。」
カナダ「いらっしゃいAちゃ…」
ノル「て、カナダはどこにいるんだっぺ?」
カナダ「ここだよう…」
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らむ - 終わっちゃった...最後のはアイス君以外だっいい 泣けた...... (2014年8月7日 6時) (レス) id: f87b68a8a9 (このIDを非表示/違反報告)
エリーン(プロフ) - 私はアイス君一択ですけどね!(ドヤァ (2013年9月5日 21時) (レス) id: b6e8dc7225 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - あぁ〜…おわっちゃった… てか最後!俺選べねーよ(泣www (2011年4月24日 20時) (レス) id: 3ccb12a9b6 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - えぇ〜!?完結しちゃうの!?!?さみすぃ〜よ…(泣 でもしかたないか…次の北欧の話もたのしみにしとるぞ!あとちょっと!がんばれ!ふぁいとだぁ☆ (2011年4月23日 20時) (レス) id: 1bcd7c3934 (このIDを非表示/違反報告)
風音朝妃(プロフ) - ついに最終話……ホントに面白かったです!!この小説読むまでゎぜんぜん北欧とか興味なかったけど、今でゎ北欧大好きです!!!!これからも応援し続けます^^こんなに面白い小説を作ってくださりありがとうございました!!!! (2011年4月23日 11時) (レス) id: 1d053d09ae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:櫻樹クレナイ