検索窓
今日:4 hit、昨日:178 hit、合計:746,335 hit

19 ページ19







料理を注文し、





お酒が届いて乾杯をすると






自ずと会話は仕事の内容になる。







さすが、仕事ができるだけあって





会話をしているとためになるし





何より同じ価値観のところもたくさんあって楽しい。







「って、ごめん
来たばっかでえらそーだよな」







『ううん!もっと聞きたい。
やっぱ松村くんすごいなー』






私がお酒をクイッと飲みながら
松村くんの発言に感心していると






なぜか、会話がそこで途切れた。







「ふふ、中野、



北斗の顔真っ赤」







「いやだって、好きな人に
すごいって言われたら嬉しいじゃん」







ニヤける口元を押さえる彼を見て





ケラケラと笑うこーちと






またつられて照れてしまいそうになる私。







「ね、もっかい俺のこと褒めてくれたら
俺明日からも頑張れそう」







『言わないよ』





キラキラした目で私を見てお願いしてくる松村くんを
突っぱねると




「えええー」





松村くんはあからさまに残念がる。







「中野はマジでツンデレだからね」






『ツンでもないけどデレたこともない』






こーちカップルにはよく
ツンデレだと言われるけどそんな自覚はない。





ツン、と言うよりは
ドライって言われるし、それは間違いないだろうけど。







「こーちにはデレなくていいから」





何故かこーちに威嚇モードの松村くんを見て
こーちは






「独占欲つえぇよ」






と苦笑いした。

20→←18



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (756 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
3090人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年5月29日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。