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、
料理を注文し、
お酒が届いて乾杯をすると
自ずと会話は仕事の内容になる。
さすが、仕事ができるだけあって
会話をしているとためになるし
何より同じ価値観のところもたくさんあって楽しい。
「って、ごめん
来たばっかでえらそーだよな」
『ううん!もっと聞きたい。
やっぱ松村くんすごいなー』
私がお酒をクイッと飲みながら
松村くんの発言に感心していると
なぜか、会話がそこで途切れた。
「ふふ、中野、
北斗の顔真っ赤」
「いやだって、好きな人に
すごいって言われたら嬉しいじゃん」
ニヤける口元を押さえる彼を見て
ケラケラと笑うこーちと
またつられて照れてしまいそうになる私。
「ね、もっかい俺のこと褒めてくれたら
俺明日からも頑張れそう」
『言わないよ』
キラキラした目で私を見てお願いしてくる松村くんを
突っぱねると
「えええー」
松村くんはあからさまに残念がる。
「中野はマジでツンデレだからね」
『ツンでもないけどデレたこともない』
こーちカップルにはよく
ツンデレだと言われるけどそんな自覚はない。
ツン、と言うよりは
ドライって言われるし、それは間違いないだろうけど。
「こーちにはデレなくていいから」
何故かこーちに威嚇モードの松村くんを見て
こーちは
「独占欲つえぇよ」
と苦笑いした。
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作者名:Runaaaaa | 作成日時:2021年5月29日 23時