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はっしーは箱を閉じて紙袋に戻した。
そして立ち上がったはっしー。
「行こう?もう帰るでしょ?」
『うん!』
二人で屋上から保健室へ。
荷物を持ち鍵を返して二人で帰る。
「マジでうれしい!」
はっしーは嬉しそうに紙袋を持っている。
そんな姿を見て微笑ましくなった。
かわいい。
あっという間にエントランスに着いてしまった。
『じゃあ、また明日ね!』
「うん。明日」
エレベーターに乗り8階に着いた。
部屋へ行き夕食を食べてお風呂に入りドラマを観ているとインターフォンが鳴った。
素っぴんに部屋着なんだけど…
まぁ、いいか!
そう思いながら玄関のドアを開けた。
「よっ!暇だから来ちゃった!」
勝手に部屋に上がり込むはっしー
『いきなりどうしたの?』
「だから暇だったのー」
そう言ってソファーに座った。
そして私が観ていたドラマを観ている。
『ケーキ…』
「食べるー♪」
ケーキを切り分け紅茶を淹れて運ぶ。
テーブルに置くとはっしーはソファーから降りた。
そしてフォークを持ちケーキを食べる。
「うまっ!!!!」
『良かった!』
この日以降はっしーはよく部屋に来るようになった。
なにをするわけでもなくただ寛ぐだけ。
3月に入り今日から学校は春休み。
なのにも関わらず私は学校。
『……………。』
補習生徒の監視役。
お相手は佐久間くんと深澤くん。
二人はギャーギャー騒いでいる。
深澤「A先生怒ってるよ…。スマイル、スマーイル♪」
佐久間「もしかしてデートの予定だった?」
このおバカたちと特にさっくんと5日間も一緒なんだ…。
『はぁ…。』
佐久間「そんな大きなタメ息つかないでよ!」
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作者名:197651549 | 作成日時:2017年9月23日 1時