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二年生の先生たちによる会議。
なぜか河合先生に私も呼ばれた。

この学校では二年生で修学旅行へ行く。
理由は三年生は受験に集中してもらうため。

今のはっしーが人気だと班行動させるのが心配だという話。
そして班行動中は先生の視野に届くホテル内に居てもらう。というものだった。

『さすがにそれは可哀想ですよ!』

「可哀想ですけれど行く先生の人数も限られているため橋本に付きっきりは無理ですよ…。」
と五関先生。

「A先生行きますか?修学旅行…。」
と塚田先生に言われた。

『行きたいです。』

「じゃあ、A先生に橋本任せましょう!」
と河合先生に言われた。

これは…はめられた気がする。

今日は珍しくお昼ご飯を食べたあとはっしーはそそくさと保健室を出ていった。

そして6限にはっしーは来た。

『どうしたの?』

「Aありがとう。」

『え?』

「修学旅行にAが言ってくれるから班行動の2日間ホテルにしてもらうしかないって聞いた…。
ありがとう。」

『そう言うことね!全然いいよ!シンガポール行きたかったんだ!』

「そうなの…??」
向き合って座った。
『うん、っていうか2日間二人だけどいい??』

「それは全然いい。はい、冊子。」

『ありがとう!なにする?お買い物したいし、美味しいものも食べたいし、ユニバーサルも行きたい。』

「Aが一番楽しそうじゃん」
と言ってはっしーにクスクス笑われた。

『いいじゃん!私が気にしなきゃいけないのははっしーだけだもん!彼氏と海外旅行!!!ぐらいの気持ちで行ける!』

「………。」

変なこと言ってしまった…。
気軽にって言いたかっただけ…。
穴があったら入りたい。

『それぐらい軽い気持ちって意味だから…。』

「う…うん。」

この日以降無駄にはっしーを意識し始めてしまった…



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作者名:197651549 | 作成日時:2017年9月23日 1時

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