【ツイステ】飛縁魔は楽じゃない～其の二～ (ページ8)

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やったネ！（白目）ページ8

カオルside

うちは気づいてもうた。
木の上が一番安全ちゅう事にっ！！！

初めて木登りしたけど、木の上から見える景色がこないに綺麗やとは知らへんかったなー

『ええ景色！』

ズドンッ！

っ！？

スタッ

なんとか下の枝に着地出来た。
え、下に人居んねん！？見つかったら終わりなんやけど！

ズドンッ！

っ！落ち

ウィーン！

ガシッ

あ、手袋が大きくなった
やったネカオル！使い方が分かったヨ！
咄嗟に掴んだ枝は細くて長くはもたなそうや

舞空術を使えば問題あらへんのやけど、術は極力使いたないし・・・いや、今は緊急事態か。そやけど使うたら気配でバレそう。どないしよう・・・

バキ

『へっ！？』

アズールside

ジャック「フロイド、てめー！」

フロイド「なーにー？コバンザメちゃん倒されて怒ったの？アッハハ！！いい気味！」

ああ、本当に面倒だ
二人とも戦う気満々じゃないですか
本気のフロイドは僕とジェイドでも止められないのに！

ジャック「覚悟しやがれ、フロイド・リーチ。ラギー先輩の仇、取らせてもらうぜ！」

『はぁ、程々にして下さいね・・・』

ジャック「はぁあああ！！！」

「ーーーぁぁぁ」

ん？ジャックさんの気合いに紛れて何か聞こえますね
上から？

？「ああああぁぁぁーーー！！！」

っ！？人が落ちている！？

『二人とも下がりなさいっ！！！』

ジャック「え！？」

フロイド「うわっ！？」

ドサッ！

『くっ！』

凄い勢いですね
ウェアを着ていなければ衝撃に耐えられませんでした

？「へ・・・？」

カオルside

衝撃が、きいひん？
代わりに背中と膝裏に温もりが・・・

アズール「大丈夫ですか！？」

『あ、アズール先輩？』

ジャック「よっしゃ！！！捕まえたぜ！！！」

フロイド「あー！もう！トビウオちゃんのせいで捕まったんだけどー！」

『なんで俺のせいなんですか！？』

アズール「貴方何故上から降ってきたんですか！！！」

『安全だと思って木の上にいたら木が揺れて落ちました！』

アズール「木の上が安全なわけないでしょうがっ！！！」

『すみませんでした！！！』

ジャック「すまんカオル・・・木を揺らしたのは俺だ」

フロイド「オレを落とそうとしたんだよー」

アズール「とにかく、怪我はありませんか？あればこのまま医務室に運びますが・・・」

『ありません！降ろしていt』

アズール「サングラスはどうしたんですか？」