まっちゃ ページ35
カオルside
『いち、に、さん・・・と!』
アズール先輩から頼まれた依頼で使うという花を摘みに来た
あとは寮に戻るだけ!
そういえば、植物園の奥まで来たのは初めてやな
こんな風になっとるんや・・・
ヒラ
ん?これは・・・!
あっちの方から・・・?
でも、本当にある?
『っ!!桜の木や!』
こんな立派な木があるなんて知らんかった
満開で綺麗。丁度見頃やな。
ええ所見つけた!今度お花見しよう!
〜購買部〜
サム「 Thank you!君の未来に幸運あれ!」
『ありがとうございます。あれ?これって・・・抹茶ですか?』
サム「そうだよ!小鬼ちゃん知ってるのかい?」
『はい。俺の国でよく使われているので。』
え、お茶飲めるしお菓子も作れるやん。買お。
『これ一つ下さい!』
サム「毎度あり!」
バタン
サム「いらっしゃい!」
『こんにちはトレイン先生』
ルチウスさんのご飯買いに来たんかな?
トレイン「ハナモトか・・・お前、まっちゃを飲むのか?」
『はい。飲むだけでなくお菓子の材料としても使いますが・・・』
トレイン「っ!点てることができるのか?」
『ええ、茶道の道具は一式持っていますし、何度も飲んできましたから。』
幼少中で必須科目やったし
『どうかしたんですか?』
トレイン「実はな、以前から購買部にあった【まっちゃ】に興味をもって飲み方を調べたんだが、私一人では到底出来なさそうで諦めていたんだ。」
『良ければ俺が点てましょうか?』
トレイン「っ!いいのか?」
『はい!最近、とっておきの場所を見つけたので丁度いいですし』
トレイン「すまないな。是非ともお願いする。」
『わかりました。では、少々準備に時間がかかるので2日後の放課後に・・・』
『すみませんサムさん。これとこれもお願いします。』
サム「OK!小鬼ちゃん、とっても楽しそうだね!」
『はい!あ、サムさんもいかがですか?』
サム「お誘いありがとう!俺は遠慮しておくよ!」
『そうですか・・・』
〜次の日の大食堂調理場〜
リリア「おお、カオルではないか」
『こんにちはリリア先輩』
リリア「何を作っているのじゃ?」
『和菓子です。明日の野点で使用するので。』
リリア「のだて・・・日出国流のお茶会か。楽しそうじゃの。」
『良ければ先輩もいかがですか?』
リリア「では、お願いするとしよう。そうじゃ。友人を誘っても良いか?」
『構いませんよ』
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よる - やば、面白すぎて時間経ちすぎてる…読み終わった途端めっちゃ眠くなった(集中しすぎ)めっちゃ面白かったです!人形の人はルーク先輩にエグい狩られ方されてそう笑 (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3f2ada3c1c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:華月 | 作成日時:2020年7月22日 2時