検索窓
今日:9 hit、昨日:6 hit、合計:51,513 hit

ガタ ページ20

カオルside

ガチャ


『はぁ〜疲れた・・・』


久しぶりの自分の部屋やぁ
うぅ、今すぐベッドにダイブしたいけど汚れるから早くお風呂入ろ・・・






ふぅ、さっぱり!

ぼふんっ

あ、気持ちいい・・・このままねr

pururururu

・・・
誰やねん


『もしもし』


アズール〈夜遅くにすみません〉


『どうかしましたか?』


アズール〈少しお話したいことがあるのですが、今から僕の部屋に来れますか?〉


あー、昨日の事


『わかりました、今行きますね』


アズール〈・・・お願いします〉


はぁ、脅されるんかなぁ・・・



アズールside

コンコン


『どうぞ』


ガチャ


カオル「失礼します」


『遅い時間にすみません。どうぞ座って下さい。お茶を用意してありますから。』


カオル「あ、ありがとうございます・・・」


・・・
やはりこうして見ると、確実に女性ですね。
男にしては低めの身長に高めの声、華奢な身体。昨日も思いましたが、腰、ほっそいですね・・・

なんで今まで気が付かなかったんでしょうか


『・・・唐突ですが、貴女、女性ですか?』


カオル「っ!・・・はい」


『本当に?』


カオル「はい」


『・・・はぁ、そんな顔しないで下さい。大方、闇の鏡に選ばれて、危険だから男装してくれと学園長に・・・』


か弱い女子生徒に男装をさせて男子校に通わせる?
なんて横暴な・・・!
殺意が湧いてきますね


がた


『明日はカラス料理でお願いします少し失礼しますね』


カオル「駄目ですよ!?落ち着いて下さい!?」


『しかし』


カオル「座って下さい!」


『はい・・・』


カオル「・・・先輩は優しいから、私が男の部屋に1人で来たことも含めて心配してくださってるんでしょうけど」


そうですよ
だって危険じゃないですか
男子なんてこんなふうに下心まみれなんですから


カオル「ジャックもエペルも・・・ミチルだって私の事をか弱いオンナノコと思ってるh」


『ちょちょちょちょっと待って下さい・・・貴女が女性という事を知っているのは何人いるんですか?』


カオル「先生方と、ジャックとエペル・・・ジャミル先輩とアズール先輩ですね。」


『結構いるじゃないですか・・・』


カオル「心配する気持ちも分かりますが、私強いですよ?名門ナイトレイブンカレッジ首席入学者ですし、術だって最高位です。万が一襲われたら」カチャ


ゴォ


『っ!』

嬉しすぎる→←(大嘘)



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
96人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

よる - やば、面白すぎて時間経ちすぎてる…読み終わった途端めっちゃ眠くなった(集中しすぎ)めっちゃ面白かったです!人形の人はルーク先輩にエグい狩られ方されてそう笑 (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3f2ada3c1c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華月 | 作成日時:2020年7月22日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。