【ツイステ】飛縁魔は楽じゃない～其の二～ (ページ14)

今日:6 hit、昨日:6 hit、合計:51,510 hit

無意識ページ14

カオルside

カラン

店主「いらっしゃいませ」

わぁ！綺麗なものが揃ってるなぁ！

『素敵なお店ですね！』

アズール「喜んで頂けて嬉しいです」

これええなぁ！
うーん、欲しい。買うべきか・・・？

アズール「・・・このバングルいいですね。真ん中の宝石の色は選べるようですし。」

『素敵ですよね！俺、買おうk』

アズール「カオルさんのサイズは・・・Sですね」

『え！？ちょ、n』

アズール「すみません！宝石の色を選びたいのですが・・・」

店主「おや、兄ちゃん中々見る目があるじゃないか。好きなの選びな。」

『アズール先輩！何故2本なんですか？』

アズール「僕と貴方の分ですよ。今日のお礼にと思って。」

『じ、自分で払いますよ！買って頂く訳には！』

アズール「いいえ、貴方には普段から様々なことでお世話になっているんです。これくらいさせて下さい。」

店主「アンタ後輩なんだろ？先輩にカッコつけさせておやりよ」

『う、じゃあお言葉に甘えて・・・』

アズール「では僕はこの色でお願いします」

うー、どの宝石も綺麗やな・・・

あ

『・・・俺はこの色でお願いします』

店主「わかったよ。おや、この色は・・・先輩の目の色と同じだね。」

アズール「え！？/////」

『ふふ、綺麗でしょう？』

店主「・・・後輩君、ちょっとサングラスを外してもらえるかい？」

『いいですけど』

カチャ

店主「っ！こいつは驚いた。君たちは無意識にお互いの瞳の色を選んでいたんだね。」

無意識ねぇ、確かにそうかも。
目を引いた色がアズール先輩の瞳の色やっただけ。

店主「よし、完成だよ。お代は・・・君たちの仲に免じて半分にしようか」

アズール「いえ、そういう訳には！」

店主「急に半分にしたくなってね。ただの気まぐれさ。」

アズール「・・・ありがとうございます」

店主「またおいで、いつでも待ってるよ。」

カラン

『先輩、買って頂いてありがとうございます。俺、欲しかったので嬉しいです！』

アズール「いえ、喜んで頂けたなら良かったですよ。」

『アズール先輩もバングルつけるんですね。なんだか意外です。』

アズール「僕は普段、アクセサリーはつけないのですが・・・記念に、ですね」

『なんの記念ですか？』

アズール「何って、貴方と出掛けた記念ですけど？」

『っ！？/////』

アズール「ふふっ、そろそろ帰りましょうか！」

『はい/////』

き、記念かぁ・・・