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面白いじゃない ページ11

カオルside

アズール「カオルさん、ここに居たんですか」


『すみません、今日のお礼をしていたところです』


アズール「そうでしたか、もうすぐでラウンジの開店時間ですよ。寮に戻りましょう。」


『分かりました。ヴィル先輩、ルーク先輩、失礼します。』


ヴィルside

『・・・ねぇルーク』


ルーク「なんだい?毒の君」


『アズールの目、見たわよね?』


ルーク「ああ、とても警戒されていたね」


アズール〈・・・〉


ニコ


アズール〈カオルさん、ここに居たんですか〉


初めて見たわ
アイツの熱を持った視線・・・
あの様子だと、カオルの価値に気づいているようね
でも、簡単に諦めるほどアタシはぬるくないわ。


『ふふ、面白いじゃない』









〜数日後〜

アズールside

ジャミル「珍しいな、お前が昼に教室にいるなんて」


『今日は約束があるんですよ』


バタン


カオル「・・・」キョロ


『こちらですよ』


カオル「失礼します」


ジャミル「カオルじゃないか」


カオル「お久しぶりですジャミル先輩」


ああそうか。二人はダンスをしていましたね。


カオル「アズール先輩、これ今日のお弁当です。朝渡せなくてすみません。」


『いえいえ!わざわざありがとうございます!楽しみにしてましたよ。』


カオル「そう言って頂けると嬉しいです」ニコ


今日も紛うことなき可愛いさもとい美しさですね。
これで午後の授業も頑張れます。


カオル「俺、行きますね。ジャック達と食べるので。」


『そうでしたか』


カオル「あ、また感想聞かせて下さいね!失礼しました。」


バタン


ジャミル「アイツ料理出来るのか?」


『ええ、寮内で一番の腕前です。』


パカ


『おお・・・!』


今日も美味しそうです!


『いただきます』


ジャミル「・・・カオル、可愛いな」


『ごフッ』


は?貴方何言ってるんですか!?
まさかそういう目でカオルさんを!?


『・・・どういう意味ですか?』


ジャミル「もちろん【後輩として】だぞ?」ニヤ


『っ!まぁ、どうでもいいですけど』


ジャミル「俺はそろそろ食堂へ行く、じゃあな」


バタン


ジャミル・バイパー・・・
相変わらず油断ならない人ですね


っ!このだし巻き玉子美味しい!!!

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よる - やば、面白すぎて時間経ちすぎてる…読み終わった途端めっちゃ眠くなった(集中しすぎ)めっちゃ面白かったです!人形の人はルーク先輩にエグい狩られ方されてそう笑 (2020年8月13日 1時) (レス) id: 3f2ada3c1c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:華月 | 作成日時:2020年7月22日 2時

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