第七話：風流廃墟への一歩 ページ7
ウ「ここだよ。僕は用事があるからあとは3人で頑張ってね、全力をだすんだよ。じゃ、風だ〜」
こ「行こう。きっとこの先にジェルくんがいるはず」
る「そうですね。っていきなり魔物！？」
な「実力を試す時がきたね。ヒルチャール10匹なんて簡単！！」
る「まずは僕が！！岩神様のために」
こ「これは、、、岩元素。シールドが貼れるんだね、強い！」
な「疾風迅雷！」
こ「おー強い！さっすがリーダー」
な「ころちゃん危ない！」
こ「一衣帯水！」
る「気づかなかったけどころちゃんも神の目を？」
こ「うん、水元素。回復能力があるよ」
な「俺がアタッカーやるから2人はサポートお願い」
る、こ「了解」
る「ヒルチャールがどんどん増えていきますね」
こ「でも前に進んでいるのは確か」
な「あそこにいるのはジェル、、くん？」
こ「ジェルくん！」
る「ヒルチャールが周りに！動いてない？」
こ「意識がないよ。僕が回復するからなーくんは守ってて」
な「うん。疾風迅雷」
る「岩神様のために」
こ「立板に水！」
こ「これで少しは良くなったはず。ジェルくんの外の傷がなくなった。後は意識が戻れば」
？「うぉ"ぉ"ーー」
る「この鳴き声は龍のようです」
な「上見て！飛んでる！」
こ「これ、が、、風磨龍？」
ジ「こ、ろん？」
る「ころちゃんしっかり！足が震えてますよ！」
な「ころちゃん、無理はしないで」
ジ「るぅちゃんになーくん？」
こ「！！ジェルくん！？」
な「ジェルくん！しっかり！俺たちが来たから大丈夫だよ」
ジ「何が大丈夫や！？全然大丈夫じゃないやないか！あの龍を見て驚いてた人が言う言葉じゃない！！」
こ「落ち着こうよ」
ジ「なんで、なんでころんがいるんや？」
る「ジェルくんを探しに来たんです」
ジ「なんで、わざところんを置いてきたのに」
こ「やっぱりそうだったよね。僕、寂しかったよ、辛かったよ。ジェルくんの頼りになる人じゃなかったんだって思ったらさ。ねぇジェルくん、僕を頼って」
な「俺たちでもいいから」
る「お願いです。意味のわからない場所に来てしまったんだし、協力しましょう」
ジ「俺がなんでころんを置いてきたか分からないやろ？ちゃんと意味があるんや！ただ置いてきた訳やない！勝手に俺のいる場所を見つけるな！」
こ「でも、今ピンチだったよね？一緒に行動しよう」
ジ「上で再開しよう。風磨龍と戦うまでに考えておく。それまで俺は単独行動や」
な「ジェルくん、待って！」
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作者名：華本紫苑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sion2121/?fp=
作成日時：2022年10月15日 17時
