第二十八話：総務司の仕事 ページ29
刻「あなたたちの実力は把握したわ。中々の腕前ね。次は総務司について説明をするわね」
る「お願いします」
刻「総務司とは璃月七星を支える機関よ。基本璃月の人から選ばれるんだけど、何かしらの面で群を抜く才能がないと中々入らないのよ」
こ「モンドの騎士団と似てるね」
刻「えぇ。だいたいどこの国にもこういう機関が１つはあるわね。例えばモンドは騎士団、稲妻は幕府、スメールは教令員と、どの国も国の神様たちを支えるためにあるの。でも、稲妻は別で今は争っているのよ」
ジ「そうなんや…」
刻「とにかく、ななもりとるぅとは総務司の方だったので、仕事内容を確認していくわよ」
る「はい！よろしくお願いします！」
刻「ころんさんたちも聞いていていいわよ。まずは総務司について。総務司とは璃月七星を支える機関だから、七星の言うことは絶対よ」
な「はい」
刻「そして、七星の秘書のいうことも聞くのよ。秘書と言えば甘雨などね。次にあなたたちの記憶を無くす前について話すわね」
る「気になってました」
刻「あなたたちは秘書の次に偉い人たちで、任務などを素早くこなしてくれていたの。いつもどおり凝光が任務をお願いしたんだけど、いつまでたっても2人が帰ってこないし手紙が来るわけでもないから、任務をお願いしてから1ヶ月後くらいに甘雨を向かわせたの。そうしたら、任務は終わってたのだけど肝心の2人が倒れるように野外で寝ていたそうよ」
ジ「俺らの知らないところでそんなことが…」
刻「えぇ。甘雨が群玉閣まで連れて帰ってきたから、私たちは驚いたわ。医者に見せても生きていると言うし、白朮先生に見せても良い薬はないと言うし大変だったわ。でも突如ななもりが起きあがったの、それはいいんだけど記憶がないから困ったわ」
な「すみません」
刻「それにるぅとが目覚めたら、急にモンドに行くとか言うし」
る「すみませんでした」
刻「でも戻ってきてくれて嬉しい。ありがとう」
こ「実は多分稲妻に僕達の仲間がいる可能性が高くて、
稲妻にも行かなきゃ行けないんです。なので璃月に僕達そんなに長くいられないかもしれなくて…」
刻「知っているわ。莉犬さんとさとみさんよね？凝光の友達の人に船を出してもらう予定だから、それで稲妻まで行ってちょうだい。無理に璃月に引き留めるつもりはないから」
な「ありがとうございます！！」
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ななもり・るぅと
璃月総務司に所属
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作者名：華本紫苑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sion2121/?fp=
作成日時：2022年10月15日 17時
