神様から託されたもの

第十九話：次の試練 ページ20

る「みんな、できましたか？」

こ「うん！あの、なんちゃら真君を呼ぼう！」

な「留雲借風真君ね」

ジ「名前分かりづらいよな」

る「もう、その話はいいから」

な「どうやって呼ぶの？」

る「え、てっきりなーくんが知ってるのかと思ってました」

こ「とりあえず全員で名前叫べば来るんじゃない？」

る「雑すぎです」

ジ「やってみよ」

な「せーの」

全員「留雲借風真君〜！！！」

留「できたか？」

る「本当に来た！？」

留「これは…松茸の肉巻きとモラミートじやないか、美味しそうじゃないか

な「早速食べてください！！俺たちの自慢の料理です！」

ジ「どうやろ…」

留「美味い。君たちを認めよう、札を借せ」

る「これです」

留「では次だ。君たちのタイミングでいい。あの岩の下に行って我の壺に入るがいい」

こ「いっちゃった」

ジ「俺らの料理、褒めてもらえたな」

る「早速行きましょうよ」

な「なんかワープしたね」

こ「不思議な感覚だった」

ジ「ていうかここどこや？くねくねしててゴールが分からないやないか」

る「進んでみましょう」

こ「うわっスライム！！」

な「割と弱いよ。ヒルチャールも」

こ「この先に進んだら落ちちゃうよ」

ジ「この装置は何や？」

る「ここを押したらどうですか？」

な「うわっ！地面が動いた！！！？」

こ「あっちの道と繋がった！こうやって進んでいくんだよきっと」

る「ここがどこだか相変わらず分かりませんが先に進みましょう」

ジ「ていうか俺ら結構進まんかった？」

こ「くるくるしててよくわかんない」

る「あそこに宝箱がありますよ」

な「本当だ！ゴールじゃない？」

ジ「声が聞こえないか？」

留「君たちを認めよう。理水畳山真君も連れてきた。お札をかしてもらう」

な「これです。認めてもらいありがとうございました」

理「これで呪文を唱えた。道中気をつけるように」

る「ありがとうございます」

留「さっさと帰るがいい。賑やかな場所は嫌いだ」

な「では帰ります。ありがとうございました」

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