検索窓
今日:1 hit、昨日:10 hit、合計:6,953 hit

第十一話:正体 ページ11

な「起きてー」

こ「ん?もう朝?」

ジ「今日は用事があるんや」

な「外に出るよ、荷物はまとめて来て」

る「なんで?」

ジ「いいから」



な「ころちゃん、ライアー弾いて」

こ「?う、うん」

♪♪♪♪

ウ「どうしたの〜みんな揃って何かあった?」

ジ「俺ら今日モンドを出て璃月に行こうと思ってるんや。それで行く前に一言挨拶をと思って」

ウ「そうなの?あ、ライアーはころんくんにあげるよ」

こ「ありがとうございます。あの、ウェンティって神の目持ってるの?」

ウ「何を言ってるの?ここにあるじゃん、風元素のが」

な「単刀直入に聞きます。あなたは『人』なんですか?」

ウ「・・・」

ジ「その沈黙は否定をしないと言う事でいいですか?」

ウ「なんで分かったの?」

な「雰囲気です。なんか違うし、神の目から力を感じなかった。だから神の目を使わなくても元素を操れる神様なのかなって。それにころちゃんにライアーを渡していたけどそのライアーからも風の力を感じた」

ウ「えへっ、バレちゃった。ちなみに人ではなく何だと思う?」

な「神。風神バルバトス」

ウ「そこまで分かるなんてすごい!!」

る「何で僕達をこの世界に?」

ウ「それは僕の口からは言えない。けどこの『ゲーム』の攻略法なら言えるかな」

ジ「なんですか!?」

ウ「次は璃月に行くんだっけ?だったら岩神を見つけないとだね。君たちは他にも仲間がいるんだよね?だったら色んな国に行かないとだよ。次の国に行くには、その国の神と会ってあなたは神ですか?って聞かないとだめなんだ」

こ「神が嘘をついたら?」

ウ「つかないから安心して」

な「ここはどこなのかは教えてもらえないんですか?」

ウ「うん、言えない。強いて言うなら、君たちの旅は始まったばっかり。これからたくさん旅をするだろうけど、必ず最後は君たちの国へ帰れるから旅を頑張ってね。何かあったらモンドでゆっくりしてってね。僕のことを見破ったんだからここはもう君たちの味方の国だよ」

ジ「ありがとうございます。岩神様の特徴を教えてもらえませんか?」

ウ「うーん。あっ!もうそろそろ年に1度国民に会う日だよ!その日までに璃月港にいけば会えるんじゃないかな」

る「情報ありがとうございます。早速行きましょう」

ウ「道中気をつけてね。魔物には気をつけるんだよ」

こ「ウェンティ、またね〜」

ウ「またね〜」

こうして異国の者たちは璃月へと足を進めた。

第十二話:はじめの一歩→←第十話:謝りたい事



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.4/10 (9 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
7人がお気に入り
設定タグ:すとぷり , 原神 , 転生系   
作品ジャンル:その他
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:華本紫苑 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/sion2121/?fp=  
作成日時:2022年10月15日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。