胃薬が二十二錠 ページ28
『…ゔ』
眩しい光で意識が戻った。
目を開くと、蝶屋敷の中にある病室のベッドに寝かされていた。
「…Aさん!目が覚めたんですね!」
『しのぶさん…?あれ、私鬼に…』
「何を寝ぼけているんです…?とりあえず皆さんをお呼びしますね」
『あ…』
しのぶさんはにっこりと笑って病室を出て行ってしまった。
随分と…長い夢を見ていたんだなぁ…
まるで何日間も眠っていたかのような…
でも、夢でよかった。
鬼になるなんて、絶対にありえない事だし。
…それでも、現実味があって少し怖かった。
『大丈夫…私は…』
窓の外を見て、再び目を閉じる。
今度はあんな…嫌な夢見ないといいな。
「あーあ、あと少しだったのに…残念だなぁ」
そう呟く人物がいた事を、知りもしないまま。
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ぷりっつ - 夢主ちゃんのスカートが膝より高い. ..ゲスメガネ呼んでこよう...チャキッ← (2021年5月9日 2時) (レス) id: 8a7ce8997d (このIDを非表示/違反報告)
たまご(プロフ) - 絵に一目惚れしました……!!面白い!すごい!!! (2019年11月25日 21時) (レス) id: 4b6840f9b9 (このIDを非表示/違反報告)
ガコ - この小説、すごく面白いですね! あと、33の時、すごくカゲロウテイズっていう歌に似ていますね! (2019年11月25日 0時) (レス) id: 8244513a71 (このIDを非表示/違反報告)
もやし好きのもやし(プロフ) - コメントありがとうございます!素晴らしい作品だなんて勿体無いお言葉です…!続編もよろしくお願いいたします!! (2019年10月5日 8時) (レス) id: 6a4e808260 (このIDを非表示/違反報告)
緩莓 - 本当に最高です!!!こんなに素晴らしい作品に出会えて光栄です(´;ω;`)更新お疲れ様です!続編も読みます!これからも頑張ってくださいね! (2019年10月5日 7時) (レス) id: 6806c82317 (このIDを非表示/違反報告)
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