54話 モヤモヤ ページ15
コブラside
家に帰ってきて荒々しくソファーに座る。
A「コブラ…怒ってる?」
なんとなく俺の雰囲気で察したのかAが小さな声で聞いてくる。
コブラ「怒ってるとかじゃねぇ」
A「どうしたの?」
コブラ「…もっとちゃんと気づけ」
俺はAをチラリと見てからコーヒーを飲み干す。
A「何の事?」
本当にこいつ気づいてないのか…
コブラ「…日向がAの事好きだって」
A「す、好き!?」
Aがあからさまに顔を赤くして手で顔をおさえる。
A「私のために生きるってそういうこと!?」
コブラ「普通そうだろうが…どうなったら友情に繋がるんだ…」
Aは一層照れて顔を赤くする。
それが何故か気にくわなくて俺はAのほっぺを掴んだ。
A「またこへぇ!?」
コブラ「Aは頭いいんじゃなかったのか」
A「…勉強はしてたけぼ…恋とかしたことなひから…わかはないし…」
俺は手を離してAの顔をじっと見つめる。
A「な、何…」
コブラ「…Aなら男が寄ってくるんじゃねぇの」
A「お兄ちゃんが彼氏なんて俺が認める男しか無理だって」
Aが苦笑いしてそう言った。
A「みんな怖がって男の人は寄ってこなくなったよ…」
琥珀さんならしめそうな気がする…と思っておもわず俺も苦い顔になる。
A「…お兄ちゃんどこにいるんだろう」
Aがとても寂しそうな顔をして呟く。
コブラ「…日向に頼みに行くか」
A「いいの?」
コブラ「探すのは数が多い方がいい…
…それに…Aの事好きなんだから喧嘩ふっかけられねえだろ」
…喧嘩はなくても別の意味で何かされる可能性はあるが
俺の言葉で日向がAを好きだということを思い出したのかまた顔が赤くなる。
A「ねへ!なんでつかむの!?」
コブラ「なんとなく」
この時の俺の中には、なんとなくかどうかはもう答えはでている気がしていた。
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R.A - 続き書く予定ありますか？これめっちゃ好きです！まだ続きあるならお願いします! (2017年4月22日 17時) (
レス) id: b964d8abaf (このIDを非表示/違反報告)
玄ちゃん - はじめまして(*^^*) 最初から全部読みました！ ここまで書いたのにここで終わりにするのはもったいないと思います！！ 更新が再開されることを楽しみに待ってますo(*⌒―⌒*)o (2017年3月27日 11時) (レス) id: f00d27de65 (このIDを非表示/違反報告)
hatsk5 - 続き書く予定ありますか？これめっちゃ好きです！まだ続きあるならお願いします! (2017年3月14日 1時) (レス) id: b964d8abaf (このIDを非表示/違反報告)
かなこ(プロフ) - 続きが気になります！更新待ってます！ (2017年1月8日 1時) (レス) id: 5096fb2389 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - すごく面白いです！続きを楽しみにしてます(^_^) (2017年1月5日 20時) (レス) id: cb161fd6de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青葉梟 | 作成日時：2016年7月31日 15時
