太宰side【任務1】 ページ32
_AM11:30
私達は、国木田くんの運転で倉庫へと向かっている
「3番倉庫…ここだな」
「相手は異能力者だ。RED DRUGの男の能力は分からない…気をつけろ」
異能力が不明…か。
まあ、私には通用しないけれど
Aちゃんをふと見る。後ろからだけれど肩に力が入っているのがわかった
初任務だし、緊張するのも無理はない
緊張を解すためにAちゃんの頬を後ろから摘んでみる
……まるで餅みたいだ←
「大丈夫。私達は武装探偵社!自信を持ち給え!」
「はひ、ありがとうございまふ。それと痛ひれふ」
「あははっ、よく伸びるねぇ」
ほんと、餅みたいによく伸びる
「(この2人…実はできているのか…?)」
ーーー
倉庫内には2人の男がいた
RED DRUGの男は体は細身。これなら体術戦になったとしても私でも対抗出来そうだ
ポートマフィアは…うわっ、最悪。
芥川くんか姐さんか蛞蝓だとは思っていたが…
中也がこちらに気付く
あーあ。Aちゃん、中也が気に入りそうなタイプだからなぁ…
「Aちゃんは私の後ろに隠れていてくれ給え」
「はい」
「!!手前ら…何しに来た!」
「中也の邪魔だよ、じゃーま」
「あ"?……おい、後ろのそいつァ誰だ?」
中也が彼女を目にした途端、僅かに表情が変わった
普通の人ではわからないだろうが、私にはわかる
…中也のくせに生意気
…この子はあげないよ。絶対に。
「…君には関係ないよ」
「異能力者なのか?」
「さぁ?」
何も教えたくないからはぐらかした
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UPPA24(プロフ) - ユキさん» こちらこそ読んでいただき有難うございます…!とっても嬉しいです!(><) (2019年8月3日 10時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - めっっっちゃ好きです……(´TωT`) 完結おめでとうございます!素晴らしいお話をありがとうございました…!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: 2c5cdcc266 (このIDを非表示/違反報告)
UPPA24(プロフ) - 青空と雨さん» 読んでいただきコメントまで…!!(TT)有難うございます!至らない所ばかりですがそう言って頂けると本当に嬉しいです…!(><) (2019年8月2日 18時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 凄く面白かったです!太宰さんの気持ちの表現の仕方とか特に…!完結、おめでとうございます! (2019年8月2日 16時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:UPPA24 | 作成日時:2019年7月5日 16時