依頼23 ページ28
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私はそばにあったお菓子のゴミである箱を手に持つ
「クッキーの箱なんか持ってどうしたのー?」
乱歩さんが不思議そうに聞く
「これ、もう空ですよね?」
「うんそうだけど〜」
なら問題ない!
「異能力…… """氷花!!!"""」
__パキッ
「す、すごい…ゴミが一瞬で凍って砕けましたよ
!!!」
「…!!もう操れるようになったのかい?へぇ、すごいもんだ!」
敦くんと与謝野さんが驚きの声を上げる
「初任務に間に合ったみたいだね…」
太宰さんがほっとしたように言う
そういえば朝…
あの時はまだ制御出来ていなかった
「これで身に危険が及んでも護身する事ができるから安心だよ」
太宰さんはあくまで身を守るために異能力を使い、敵を殺すために使うとは言わないでくれた
でも社の力になるためにはいつかは…そういう使い方をする事になるのだろう
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翌日
ーーーーー
AM11:30
国木田さんの運転で私達は倉庫へと向かっている
助手席には太宰さん。後ろに私。
「3番倉庫…ここだな」
しばらくすると、取引の両者が現れた
「相手は異能力者だ。RED DRUGの男の能力は分からない…気をつけろ」
死と隣り合わせ。
この緊迫した空気に飲まれてしまいそうだ
その時、後ろから左右の頬を摘まれ、ムニッと引っ張られる
!?
「大丈夫。私達は武装探偵社!自信を持ち給え!」
「はひ、ありがとうございまふ。それと痛ひれふ」
「あははっ、よく伸びるねぇ」
太宰さん、遊ばないで下さい
でもおかげで緊張が取れました
「(この2人…実はできているのか…?)」
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UPPA24(プロフ) - ユキさん» こちらこそ読んでいただき有難うございます…!とっても嬉しいです!(><) (2019年8月3日 10時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - めっっっちゃ好きです……(´TωT`) 完結おめでとうございます!素晴らしいお話をありがとうございました…!! (2019年8月3日 2時) (レス) id: 2c5cdcc266 (このIDを非表示/違反報告)
UPPA24(プロフ) - 青空と雨さん» 読んでいただきコメントまで…!!(TT)有難うございます!至らない所ばかりですがそう言って頂けると本当に嬉しいです…!(><) (2019年8月2日 18時) (レス) id: e3a6099ed8 (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 凄く面白かったです!太宰さんの気持ちの表現の仕方とか特に…!完結、おめでとうございます! (2019年8月2日 16時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:UPPA24 | 作成日時:2019年7月5日 16時