{銀魂}高杉センセー、おひさデス。

６:高杉side ページ8

暫くすると気持ちよさそうな寝息が聞こえて来た。


高杉「やっと寝やがった。」


彼女から離れて起き上がり仕事に戻る。


明るい所で見ると分かるAの目の下のクマ。


ファンデーションで隠してるみてぇだが、やっぱり理由は聞いた方がよかったか。


昼休みが終わるまで残り10分程度か。


神楽「しつれーするネ。A居るアルか？」


銀八ん所の生徒か。


高杉「今寝てる。昨日の今日で緊張して寝れなかったんだろ。起きたら連れて行くから今は寝かしておいてやれ。銀八の野郎にもそう伝えとく。」


そもそもあの野郎は知ってるのか、コイツがこんな状態だって。


神楽「わかったヨ。」


心底心配した様子で保健室を出て行くガキ。


このまま目が覚めるまで寝かせてやった方がいいな。


キーンコーンカーンコーン


昼休み終了の鐘がなる。


もうそんな時間か。


そう言えば昼飯食ってねぇな。


売店で買ってくるか、少し位なら一人にしても大丈夫だろう。


一応、不在の札をドアノブにかけて売店へ向かう。


アイツは飯食ったのか。


何も食ってねぇなら何か食わせるか。


アイツ、昔はプリンが大好物だったが今でも好きなのか？


プリン買って行ってやるか。


適当に弁当を買って保健室へ戻る。

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