転生したけど今後が不安でヤバい 4

暇人の気遣い ページ4

Aside

『はい、朝です。』
犬岡「起きる！」
『偉いです。おはようございます。』
犬岡「おはよう！蒼亥さん！」

その姿は犬を彷彿とさせる。


さてと…問題の人達起こしますかぁ…。

『日向、影山君、朝です。起きれますか？』
日向「んー…」
影山「…あぁ………」

二人とも空返事だな。まだ寝てる。

『バレーの準備しないとですよ。』
日向・影山「！！…バレー！」

…双子か何かか？

『おはようございます。日向、影山君。』
日向「おはよう！」
影山「おはざす…」



えーと、あとは…。灰羽君かな。

『朝です。起きれますか？灰羽君。』
灰羽「ん"ー…」

これは…厄介そうだ。

『眠いですか？』
灰羽「…眠ぃ………」
『…』ﾋﾟﾄ
私は無言で灰羽君の首に手を当てた。

灰羽「？！…」ﾋﾞｸｩｯ

私は他の人より手の血行が悪いので、
手が冷たいのだ。

それに今は夏。
通常よりも冷たく感じるだろう。

『おはようございます。』
灰羽「ねーね！今の何？！」
『手です。』

灰羽「めっちゃ冷たかった！」
『そうですか。目は覚めましたか？』
灰羽「めっちゃ！」
『それはよかったです。』




よし、全員起きたな。
7時40分か。
起こすのに二十分も費やした…。

『えー、連絡事項を言います。
8時半までに着替えなどの朝支度を済ませて食堂に集合です。
まだ時間はありますので
ゆっくり来ていただいて大丈夫です。』

起きた一年生達に届くように
そう伝えて部屋を出た。



『ふぅ……暇になったな。』
何かした方が良いのかな。

でもすること無いし…。
うーん。





『………』
ガチですること無い。

………あ、コートの準備しとくか。
まだ たぶんコートできてないだろうし。

となれば体育館へ れっつごー


〜体育館到着〜

『だれもいない体育館…。』

早朝でまだ少し暗いから
ちょっと不気味。

『ポールは…と…お、あった。』

そうしてポールを床に差し、
ネットを固定した。
(この間約7分)

これをもう二つする。
大体八時頃に終わるだろう。



〜8時2分〜

『………よし』
とりあえずコートは終わった。

あと23分くらいは
時間に余裕がありそうだ。

5分前行動は大事。

これも前世で実感したものの１つである。
やはり社会人になると
時間が惜しくなるものだ。

バッタバタになってしまえば
時間に余裕がなくなり
仕事に大きな支障を来す。

『………懐かし。』
…さーて、次は何しようかな。

あ、ボール磨きしとくか。

監督とコーチ→←カオス

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す