トス ページ28
Aside
『そりゃ勿論覚えてますよぉ…』
『とりあえず……場所移しましょーね日向』
日向「はーい」
移動した
『で、どした？』
日向「あ、いや、」
そこで どもるんかいっ！
『ん…？』
日向「そう！お前バレーしてるんだな！」
『え、あ、うん…』
あれ、やな予感がする
日向「トス！出来るか？！」
『……ごめん、無理かも。私初心者だからさ…ごめんねー』
はい嘘乙…
いやー、せめて
“日向には影山さんか菅原さんのトスを経験してから”
がいいな。
せめて日向にトスあげるのは
日向「えぇ！あー…そっかぁ…」
うわぁ、罪悪感ヤバイ…
でもストーリーの邪魔をしないためにもそうしないとねぇ……
てか
本当なら今菅原さんとレシーブ練習してんじゃなかったっけ……
うわ、早速私物語ずらしてる…
…早いとこ撤収しよう。
『じゃ、じゃあ、ごめんね、日向。バイバイ』
日向「うん！いつかトス上げてね！」
『あ、はい』
おかしいな……私のポジションOHだったような……
いやSもできたから何回かしてて出来るけども……
とりあえず教室戻るかぁ……
ｶﾞﾗｶﾞﾗｯ
田「あ、帰って来た」
『うーす』
長「告白ー？」
『違うよ、前から知り合いでね、部活について相談されてただけだよ』
崎「え、なんでAに部活の相談？一年生でしょ？」
『あー…あの子バレー部でね、私バレー経験者だったからさ』
田「え！バレーしてるの？」
『…そうだよ』
長「ポジションは？」
『OH(WS)』
『ってか長田バレー経験者だったり？』
長「そーだよ、MBね」
『わお、ってことはバレー部行くの？』
おかしいな……長田なんてキャラいたっけ……
長「いや、バレー部にはいかないよ。バスケ部」
『へぇーそらまたなんで？』
長「興味本位」
なるほどね
『はぇーすご』
崎「因みに俺もバスケ部ね」
『お、同じじゃん長田』
長「ね、びっくり」
崎「ま、一緒に頑張ろうぜ」
長「だな」
『田辺ちゃんは？』
田「私は美術部。将来絵が描きたいの」
『へー！だから手先器用だったのか！』
田「そんなこと無いよ、これから頑張らなきゃ」
『へぇ……すご、頑張れぇ？』
将来かぁ……私は今世は何になるんだろう…
前世は大手スポーツ専用店の事務員だったし……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：海羅 | 作成日時：2024年2月2日 22時
