男性声優さんたちと。６

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木村side

あーぁ、見えなくなっちゃった。
真面目だからこのタクシーが見えなくなるまで
見届けてくれる姿に胸が打たれる


運転手「彼女さん、素敵な方ですね。」

木村「ね。ほんとに。俺には勿体無いくらいですけどね(笑)」

本当に彼女になってくれたらな、なんて
いつも以上に綺麗だった彼女を思い返しながら答える

(はぁ、帰ってひとりでゆっくり晩酌しよう‥)


と、手で包んでいる３つの小さな贈り物を見ながら帰路につく。マスクの下は盛大ににやけてる。


会場に着いてタクシーから降りる時

木村「本当に大丈夫？エスコート係いらない？(笑)」

『ふふ、大丈夫ですよ、ありがとうございます(笑)
会場には職場の皆さんもいますし‥‥！

あの、これ。お礼には程遠いですが‥
何だかお疲れかな、と思ったので３つしかなかったですけど、(笑)のど飴どうぞ‥！」

疲れを出さないようにしてたのにな〜〜
人のちょっとした事、異変に気づくのは鋭いんだなぁ



『ゆっくり休んでくださいね、



‥‥‥‥‥‥‥良平さん。』



名前で呼ばないとイタズラするって言った事が
一瞬吹っ飛ぶくらいの破壊力はあった。

イタズラは今度会った時してやるけど、(笑)

これさ、Aは策士なの？
今日ずっと苗字呼びだったのに、最後の最後でさ‥！

俺をときめかせる天才なのかな？
やられたわ。のど飴３個でもうご機嫌だよね


こののど飴にはスペシャルなパワーがある気がする

なんだか、もったいなくて食べれないな(笑)


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