13 you ページ13
『ワイン飲みたくなってこない？軽めの赤をボトルで頼もうかな』
『ね、ねえ！あの…教えて欲しいんだけど。』
『ワイン？俺あんま詳しくないからさ〜…』
『違うし！！一緒に朝まで居たって話！！』
『ああ…』
はは、と軽く笑ってドリンクメニューを閉じた。
『昔昔。そんなに昔でもないけど。ビョン少年は受験に成功し、晴れて大学に入学しました』
ピザに手を伸ばす姿は本当に幼くて、ただの大学生。
思わずハンビン君を思い出す。
『サークル勧誘の紙を受け取りました。美人なお姉さんから。そのお姉さんがいるなら、と、興味もないテニスサークルの新歓コンパに参加しました』
私の皿が空いてる事に気づいて、仔牛のローストを切り分けて乗せてくれる。
『もちろんビョンくんはそのお姉さんの隣に座りました。
しかし、そのお姉さんはずっと涙目です。どうしたのかな、と思って声をかけると��ドンへのバカぁ！！！！��と言って、目の前のジョッキを一気飲みしました』
飲み干そうとしていた残り少ないビールを思わず零した。
ドンへ。
私が大学１年から4年まで付き合っていた、大好きだった彼だ。
『そのお姉さんはわんわん泣き始めました。
他の席のお友達が慰めても聞く耳を持たず、わんわん泣いては一気飲みをし、また泣いては飲み、を繰り返し。
最後はビョンくんの腕にしがみついてわんわん泣いていました』
グラスを持つ手が震える。
なぜなら、全く身に覚えがないからだ。
『帰ろうよ、と他の友達が慰めても全く動きません。ビョンくんは仕方なく、僕が送り届けますと言いみんなとは別れました。
もちろんお姉さんは自分の家なんて教えてくれません。
途方に暮れたビョンくんは、カラオケへ連れていきました。そこでもお姉さんはわんわん泣き、ドンへが内緒で他の女の子と遊んでいたことを何度も何度も繰り返し話しました。
よしよし、と宥めると、そのうちにそのお姉さんは寝てしまいました。お姉さんとビョンくん、部屋にふたりきりです』
もう１切れピザを取って小皿に載せると、上目遣いで私を見た。
ちょっと待って。その展開。まさか…
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りん(プロフ) - 泣いちゃう〜(/ _ ; )チャニョルくんのドジっぷりと誠実さに惹かれつつも、はんびんの切なさと痛みが同調して胸がぎゅっとなります( ；∀；)みんな一生懸命なだけなのに〜切なくなります(TT) (2017年9月23日 23時) (
レス) id: 746ea699dc (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - ボス猿〜！がんばれ、ボス猿〜！じよんとたぷに飲みに連れていかれたい...w (2017年9月3日 22時) (レス) id: 4b9c946da2 (このIDを非表示/違反報告)
がっちゃん(プロフ) - りんさん» テソン先生もバビくんもひっかき回せなかった2人を、これでもかとひっかきましてくれるであろうビョン先生に乞うご期待！笑 ヨンベの出番はこれにて終了の予定です。。笑笑 ミノが今回もおばかミノなのでそれもお楽しみに！！ (2017年8月29日 13時) (レス) id: c8669e250c (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - ヨンベの絡み方が可愛くて、そしてちゃんと来いって言っとくから。ってやっぱり優しくて！バビは素直でおバカさんで可愛いし…！それからベッキョンくんは一体…！？(O_O)気になっちゃって、愛しい彼等がいるのにベッキョンくんのことを考えずには入られません…w (2017年8月28日 7時) (レス) id: 746ea699dc (このIDを非表示/違反報告)
がっちゃん(プロフ) - りんさん» りんさーん！コメントありがとうございます！今回も楽しく楽しく書いております…w ボス猿ってジヨン先生にわざわざ言っちゃう程、テソン先生は色々と悔しかったんだと思います。笑 新たなライバルにどう立ち向かうのか…頑張れハンビン！敵は手強いぞ← (2017年7月13日 21時) (レス) id: c8669e250c (このIDを非表示/違反報告)
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