ちょっとリアルなトリップモブ3

デジャブ・・・からの17 ページ17

Aが持っていたペンからは白い粉が入っていた。
そこでそれを取り出した安室はコナンが警察に連絡する為ポアロを出る。
コナンから連絡を受けた警察、目暮警部は安室とコナンに言われAに気づかれぬようポアロの裏口へ行き白い粉を手渡す。
検査をした結果、違法薬だった。
持っていたAが疑われるも、安室とコナンが経緯を説明してくれたおかげで疑いの目は薄れるものの、警察として本人に話を聞かない限り疑いが晴れる事はない。
そして、最近Aがストーカーされていることもあり、もしかしたらペンを落とした相手がAに接触するかもしれないという事で、Aが働いている間、白い粉について警視庁で調べたところ、粉が入っていた袋にAの指紋がなく、かわりに別の指紋が検出された。

それは日本国内で指名手配されている男の指紋だ。
違法薬の売買を行う裏の人間。大きな組織のNO,2だ。
暴力はもちろん殺人も平気で行う危険な男だ。見た目は優しそうな男なので、外見に騙され何人もの女性が犠牲になった。
その音の足取りが中々つかめず捜査が難航しており、ちょうどこの米花町で目撃情報があったので警視庁総出で捜索をしていた矢先の出来事。
このチャンスを逃せばまた雲隠れされてしまうと、Aに内密に張り込みをすることになった。
始めはAに事情を話して張り込みしようとしたのだが、コナンと犯人に監視されている人間に警察の人間が近づくと相手が出てこなくなる可能性があると目暮警部と止める。
だが、警察として民間人を危険な目に合わせるわけにはいかないと正論をコナンに伝えたところ、コナンが「じゃぁ僕が伝えておくよ！」と警察の代わりにコナンが伝えてくれることになった。

そこまで話を聞いたAがジロリとコナンを見る。
コナンは「ハハ〜・・」と物凄い目を彷徨わせていた。
腹から湧いてくる何かを爆発させたいが、とりあえず彼らの話を聞こうと高木刑事と千葉刑事に顔をむけ続きを話すよう催促する。

この後に続いた話はポアロから出てAが帰路についた後の事。

デジャブ・・・からの18→←デジャブ・・・からの16

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す