やっとか2 ページ12
警察によると、今梓さんの兄である杉人が殺人容疑をかけられ、妹である梓に連絡が来ていないか、接触はないかと警察が調査に来たそうだ。
そして、まだ連絡も接触もない事を確認したところで、もしかしたらこれから接触する可能性があるとみて、数日間勤務中の数日間ポアロで梓を監視すると言うのだ。
警察に言われて、そういやそんな話があったなぁと思い出した。
こう言う時、コナンや安室の様に優れた記憶力が無いんだと叱咤する。
それかコナンオタクのように全ての事件内容を覚えてる子にならなかった！と後悔する。
Aは昨日の晩御飯は何を食べたか忘れるほど記憶力が弱い。
基本何となくしかコナンの事件の内容など覚えてないのだ。
ーー自分の無能さが恨めしい
梓はいきなり自身の兄が殺人の容疑者として警察に疑われていると言われ動揺しているようだ。
まぁ今は暇とはいえ、このまま仕事をさせるわけにもいかない。
刑事さんには悪いが一旦梓をバックヤードに連れて行く。
「梓さんはここで休んでて下さい。」
そう言って店内に一旦戻る。
刑事は梓が退勤するまでポアロに張り込みするそうなので、とりあえずコーヒーを出して置く。
そして梓にコーヒーと食べやすいサンドイッチを作りバックヤードへ持っていく。
変わらずボーっとしていた梓にバックヤードにあるテーブルにお盆ごとコーヒーとサンドイッチを置いておく。
「梓さん落ち着くまでこっちで休憩しててくださいね。梓さんのお兄さんになぜ殺人容疑がかかっているのか知りませんが、まぁ大丈夫でしょう。」
梓には悪いが、本当に事件の内容は覚えてない。
だが、結果兄は無事だった事は覚えているので、軽い言い方にはなったが、梓の気持ちが少しでも軽くなればと言葉を続ける。
「梓さんがそんなに驚くと言う事は、お兄さんは本当に殺人なんかする様な人ではないんでしょう？」
Aの言葉に「もっもちろん！そんな事する様な人じゃないんです！」とはっきり断言した。
「ならその言葉通り、信じたらいいと思います。」
「えっ？」
「誰がなんと言おうと後悔しないように梓さんはお兄さんを信じてあげて下さい。根拠は何もないですが、梓さんのお兄さんは大丈夫ですよ。
・・・じゃ、ゆっくり休憩してくださいね」
そう言って店内に戻った。
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和佳子(プロフ) - 楽しく読ませてもらっています。読み返して気づいたのですが、世良ちゃんは真澄じゃなくて真純だったような気が⋯⋯ (2023年3月18日 17時) (
レス) @page36 id: 30e7fd0f4c (このIDを非表示/違反報告)
さち - 楽しいです。続きが気になりました。よろしくお願いします。 (2019年5月15日 23時) (レス) id: b262052ad2 (このIDを非表示/違反報告)
淋 - はじめまして、早速面白い作品に出会えて良かったと思ってますww滅茶苦茶面白いですww最後の不機嫌な降谷とか笑いましたね！風見さんも何だかんだかわいいし…とことん降谷さんの邪魔をしてほしいですね！その方が個人的に面白いのでww (2019年5月13日 1時) (レス) id: b523bf60c6 (このIDを非表示/違反報告)
パパイヤ(プロフ) - 読ませてもらいました！とっても面白かったです。私もつい最近描き始めたのでお互い頑張っていきましょう！次の投稿も楽しみです！ (2019年5月2日 21時) (レス) id: 01af9cd7e8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫暗 | 作成日時：2019年5月2日 3時
