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「A！行くぞ！」
立ち上がった
人2が彼女の手を掴んで
引っ張った。
「私は人1と一緒に居る」
その言葉に僕は驚いて
目を開いた。
「何言ってるんだよ！お前は俺と付き合って…」
「私、妊娠してるの」
彼が言い終わる前に
Aは言葉を返していた。
「それに…見捨てられないから…人1の事。
ありがとう、人2…」
そう彼女が言った瞬間に
彼の目付きは変わった。
「お前…本気で言ってんの？」
僕も立ち上がり、
彼女の後ろから
その話し合いを見ていた。
「うん…ごめん」
彼女がそう言った瞬間に
彼の両手は彼女の
細い首にかけられていた。
「お前は俺と付き合ってるんだよ！ふざけるな！アイツになんか吹き込まれたのか？」
目は真っ赤に充血しており、
表情は無い。
「やめなよ」
彼女を助けるんだ…！
次は僕が！
…体格差を恨んだ。
彼の方が体格がよく、
物凄い力で振り払われる。
久しぶりに
空手の出番かな？
突きだした、
右手の拳は
綺麗に彼の右頬に入った。
彼女から離れる手、
倒れる彼の体。
「A、大丈夫？」
彼女の背中をさすりながら、
彼の動きを見る。
「ありがとう…人1…」
咳き込みながら
彼女の瞳は僕を映した。
「この野郎…なめんなよ…」
彼がポケットから取り出したのは
サバイバルナイフ。
「A！外へ逃げろ！」
彼の振りかざした手を掴み、
彼女に叫ぶ。
「おい！誰かいないのか！」
このままじゃ、
間違いなく負ける…！
彼の雄叫びと共に
振りかざしたナイフは
僕の胸に刺さった。
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ymh(プロフ) - 匿名さん» 確かにそうですね。しかし、作品が世の中にはたくさんありますから、かぶらない名前というものはかなり難しいと思います。私は、この作品名を変える気はありません。この作品を見つけ、コメントいただきありがとうございます。 (2017年1月2日 2時) (
レス) id: a7ea590300 (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - 既にある作品の名前を使うのは、あまり良いアイデアだとは思わないのですが…。例え内容が違えども、です。 (2017年1月2日 1時) (レス) id: 721ecacf7e (このIDを非表示/違反報告)
ymh - 鈴さん» ありがとうございます。そう言っていただけると、嬉しいです。頑張って更新しますので、今後ともよろしくお願いいたします。 (2016年11月3日 22時) (レス) id: 99c3310e11 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - めっちゃ感動&ドキドキです！ 毎日仕事前に、更新はまだかまだかと待っています！この小説があるから仕事もガンガン頑張れます！これからも更新頑張ってください (2016年11月3日 20時) (レス) id: 3ef7ca31df (このIDを非表示/違反報告)
ｙｍｈ - ありがとうございます。頑張って更新しますので、引き続きよろしくお願いいたします。 (2016年10月31日 13時) (レス) id: a7ea590300 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ymh | 作成日時：2016年10月4日 5時
