姫と怪物45 ページ10
em side
kn「エミさん！頼む！」
tn「俺も頼むわ」
em「えっ、また増えるんか！？あ、いやでもトントンさんには文句言えへんな…」
tn「そうやろ？お前俺のこと騙してここに人間が居れるようにさせたんやもんな？」
kn「そうやぞエミさん！」
うんうんとコネシマさんはトントンさんに便乗する。
彼等は自分達もここでしばらく生活したいと俺の元にやって来た。
断る理由も特にないし、トントンさんに関しては返す言葉もなく彼の申し出に従う他選択肢はなかった。
em「分かりました！いいです！許可します！その代わり、ここで暮らすにあたって我々が決めたルールがありますのでそれには従ってくださいね！」
tn「何やエミさん強気やなあ。いいんやで？今ここで俺を騙したこと追求しても」
kn「ええんかエミさん勝ち目ないで？」
em「良くないです！申し訳ございませんでしたっ！」
tn「…まあ、エミさんのお陰でAともまた会えたし、結果的には良い方向に繋がったから良しとするか」
kn「せやな…あいつ何回ﾀﾋにかけとるんや…。いや、そうかこの森で生きていられる方がおかしいんやったな」
彼等はAさんと過去に関わりがあったようだが、それを話してはもらえないようで。
em「…教えてはもらえないんやね」
tn「あー…まあ、その時が来たら教えるわ」
その時、というのが何を指しているのか検討もつかない。
ただ、Aさんが眠っている間にここに至るまでの経緯を伝えたところ、ひどく驚いたような顔をしていたのが印象に残っている。
em「…そう、ですか。」
kn「まあまあ、エミさん俺達はAの味方やって！それだけ分かってれば充分やろ！」
そう言ってコネシマさんは俺の背中を強く叩いた。
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様、コメントいただきありがとうございます！あのシーンはずっと決めていたので気に入っていただけて光栄です。亀更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - あまねさん» あまね様、コメントいただきありがとうございます。好きだなんて嬉しいです！今後とも楽しんでいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 風鈴になりたいさん» 風鈴になりたい様、コメントいただきありがとうございます！前から見ていただいて光栄です！私もあのシーンが好きなので、気に入っていただけて嬉しいです。更新ペースが下がってしまい申し訳ございませんが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» コメントいただきありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません…！個人的にはあそこはお気に入りなので気に入っていただけたら嬉しいです笑 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ | 作成日時：2023年7月21日 23時
