姫と怪物43 ページ8
『ロ、ロボロ…？そ、その目はどうしたんだ…！？』
片目に眼帯のようなものをつけたロボロは私に顔を埋める。
rbr「…大先生に…鬱にやられた。A、Aごめんな？俺が弱くて、ずっと見とらんかったから、痛い思いさせて、怖い思いさせて…」
『いや、それは自分の注意不足で…それよりも鬱にやられたということはまさかあの時の…！大丈夫なのか！？治るのかそれは！？』
rbr「…治る、多分。…俺のこと、心配してくれるんか？」
『当たり前だ…！ロボロ、私のことをずっと追ってくれていたんだろう？すまない、気づかなくて…』
rbr「…心配してくれて嬉しい。嬉しいのに…、Aのその顔見ると苦しくなる。何もAは悪くないのに、何でそんな顔するんや」
私の手を強く握ったロボロは苦笑を浮かべていた。
？「そうやそうや！Aは何も悪くないで！大先生とチーノのせいや！」
『…チーノ…？また知らない名が…いや、待てその前に君は…』
？「…あ、どうもコネシマです。」
コネシマ…！？
人の形をしていたから分からなかったがあの瞳の色…！
鬱と一緒にいたコネシマ…！
kn「…その反応、…覚えとらんかあ…」
『ああ、そのことなら鬱にも聞かれたんだが…失礼ながら記憶になくてだな…。私達は面識があるのか…？』
kn「あー…詳しいことは俺の口からは言えんな、うん。でも一つだけ言うなら大先生のは嘘やで。あいつの力で記憶読んで適当言って揶揄ってたらしいわ」
何なんだあいつは…。
『…そうだ私はあいつに…！もしかしてコネシマが助けてくれたのか？』
kn「俺はショッピ君…俺達の知り合いのとこに連れてっただけや。あとはエミさんとショッピ君とトントンが色々やっとった」
…そういえば…！
トントンのお陰で私はこの森に居続けることが出来ていること、命を助けてもらったことについて感謝を述べていないじゃないか…！
『…トントン！すっかり伝えるのが遅くなってしまったが助けてくれたこと感謝している…！いや、それだけではなく…！』
驚いたように私を見つめたかと思うとトントンは笑い出した。
tn「ぷっ…ははっ…！」
kn「わかるでトントンその気持ち！」
『な、何だ…！？コネシマまで！おかしなことを言ったか…！？』
tn「いや、ちが…何でもない、何でもないから…。…えーっと？お礼なんてええよ、俺が勝手にしたことやし」
そういうとまたトントンは私の頭を撫でた。
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様、コメントいただきありがとうございます！あのシーンはずっと決めていたので気に入っていただけて光栄です。亀更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - あまねさん» あまね様、コメントいただきありがとうございます。好きだなんて嬉しいです！今後とも楽しんでいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 風鈴になりたいさん» 風鈴になりたい様、コメントいただきありがとうございます！前から見ていただいて光栄です！私もあのシーンが好きなので、気に入っていただけて嬉しいです。更新ペースが下がってしまい申し訳ございませんが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» コメントいただきありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません…！個人的にはあそこはお気に入りなので気に入っていただけたら嬉しいです笑 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ | 作成日時：2023年7月21日 23時
