姫と怪物40 ページ5
ut side
em「血液…どうにかして作り出すことは…いや…」
俺達の会話を聞いていたロボロとシャオちゃんがこちらに駆け寄ってきた。
rbr「血…？血が必要なんか…！？俺の！俺の使ってくれ！Aが助かるなら俺の血全部全部やる！」
sha「それなら俺も…！」
shp「うーん…ロボロさんは良いかもしれんけどシャオさんはあかんやろ。毒入ったらどうするんですか」
ショッピ君の指摘にシャオちゃんは言い返せず呻き声を上げながらAちゃんの横で座り込んだ。
rbr「じゃ、じゃあ…！俺…！」
shp「ロボロさん…ロボロさんの血液量で足りるんかな…」
rbr「俺がチビやって言いたいんか！？全部やるって言っとるやろ！」
shp「いやあ…途中で足りなくなった場合に他の血を更に混ぜることになりますよね？流石にそれはリスクが大きすぎるやろ」
rbr「〜〜っ！！！」
kn「なら俺のは！？俺やったら体もでかいし最悪俺はﾀﾋんでもええから！」
shp「あー、まあコネシマさんなら十分な量取れるかもしれませんね」
kn「よっしゃ！じゃあショッピ君…！」
em「あ！！」
シッマがショッピ君の手を引いたところでエーミールが突然声を上げた。
em「トントンさん…トントンさんなら…！作れるんやないか…！？」
shp「…トントンさんはまずいんやないか？」
sha「…そもそも人間嫌いなんやろ？」
em「で、でも…！」
？「はいはい、呼んだ？」
突然頭上から声がしたかと思うと俺達の前に何かが降ってきた。
em「そうそうトントンさんの力が…ってトントンさん！？」
tn「トントンですけど…」
kn「トントン…！良いところに来た！頼む！助けてくれ！」
トントンはシッマの指差す方へ視線を向けたあと、深く息を吐いた。
em「ト、トントンさん…！」
tn「…はあ、そんな気がして来たら…やっぱりか….」
rbr「…」
sha「トントン…こいつに何するつもりや」
シャオちゃんとロボロはAちゃんを隠すようにトントンの前に立ち塞がった。
tn「…ああ、俺が人間嫌い言うたからか。その子助けたいんやったらそこどいてくれ」
rbr「…！助かるんか！？」
tn「エミさんとショッピ君次第やない？」
em「…協力してくれるんですか！？」
tn「…今回は、な」
shp「………」
tn「コラそこ！勝手に人の思考読むな！」
shp「…バレてたんか」
em「と、とにかく準備は整いました！すぐに治療を始めましょう！」
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様、コメントいただきありがとうございます！あのシーンはずっと決めていたので気に入っていただけて光栄です。亀更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - あまねさん» あまね様、コメントいただきありがとうございます。好きだなんて嬉しいです！今後とも楽しんでいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 風鈴になりたいさん» 風鈴になりたい様、コメントいただきありがとうございます！前から見ていただいて光栄です！私もあのシーンが好きなので、気に入っていただけて嬉しいです。更新ペースが下がってしまい申し訳ございませんが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» コメントいただきありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません…！個人的にはあそこはお気に入りなので気に入っていただけたら嬉しいです笑 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ | 作成日時：2023年7月21日 23時
