姫と怪物38 ページ3
ut side
shp「…コネシマさん行きましたね。あんな必死な姿初めて見ました」
ut「そうやなあ。Aちゃんは特別なんやろ」
shp「Aちゃん、ねえ…」
ショッピ君はこちらを探るような視線を向けている。
shp「大先生、本当は何でこの女のこと殺そうとしたんですか？」
ut「…さっきシッマが言った通りや。遊んだろ思ったら全然靡かんくて鬱陶しくなっただけや」
shp「…ふーん」
興味のなさそうな返事をしたショッピ君は横たわる女に近づく。
shp「じゃあこの女、死なんかったら俺がもらっていいですか？」
ut「…は？」
shp「別にいいですよね？ああ、あと血は俺のを分けます」
ut「…良いわけないやろ」
shp「え？何で？あの人が言うなら分かるけど大先生は鬱陶しいって思ってるんですよね？ならいいじゃないですか」
俺を試すようにショッピ君は質問を重ねる。
shp「あと、もし俺の血でﾀﾋんだとしても俺がもらいますね？いや大丈夫ですよ大先生の前には二度と出さないんで」
そう言って女に触れようとしたショッピ君の手を咄嗟に掴んだ。
shp「痛っ…何するんですか大先生」
ut「さっきから何を探ってるんか分からんけど、言いたいことがあるんやったらはっきり言いや」
すると一瞬動きを止めた後ショッピ君は俺の手を振り解いて俯きながら呟いた。
shp「俺、大先生が水と同化できるのは知ってましたけど取り込んだ奴の頭の中覗けるとか、蛸足使いこなせるとかは知りませんでした」
ut「…手の内全部簡単に明かしたらつまらんやろ」
shp「…そうですね。俺もそう思います」
ut「…？」
shp「いや、大先生の手の内知っちゃったんでお返しに俺のも教えようかなーって」
ut「俺の…って…」
shp「言ってなかったですよね？良い機会やし教えますね」
shp「俺は…
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苺みるくラテ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (12月18日 1時) (
レス) id: 00ab994726 (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - にゃーちゃんさん» にゃーちゃん様、コメントいただきありがとうございます！あのシーンはずっと決めていたので気に入っていただけて光栄です。亀更新にはなりますが、今後ともよろしくお願いいたします！ (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - あまねさん» あまね様、コメントいただきありがとうございます。好きだなんて嬉しいです！今後とも楽しんでいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - 風鈴になりたいさん» 風鈴になりたい様、コメントいただきありがとうございます！前から見ていただいて光栄です！私もあのシーンが好きなので、気に入っていただけて嬉しいです。更新ペースが下がってしまい申し訳ございませんが、気長にお付き合いいただけますと幸いです。 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
かまぼこ(プロフ) - ネクロ雪だるまを食べるさん» コメントいただきありがとうございます！返信が遅くなり申し訳ございません…！個人的にはあそこはお気に入りなので気に入っていただけたら嬉しいです笑 (11月30日 12時) (レス) id: 19006b3f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かまぼこ | 作成日時：2023年7月21日 23時
