【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第2章！ (ページ28)

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第48話・轟焦凍:オリジンページ28

「でもヒーローにはなりたいんでしょう？

いいのよおまえは血に囚われることなんかない

なりたい自分になっていいんだよ」

「────！」

『これは───…!?』

ゴオ…！

「焦凍ォオオオ!!!(バアアアー!!)」

轟パパン──!!!(汗)

「この距離でも超うっさい…召喚魔法・ロシナンテ」

さっさと召喚魔法でロシナンテ(もしくはコラソン)を喚んでサイレントを張ってもらった。これでやっと静かになった。

『？エンデヴァーさん急に叫んだが…静かになったな』

「(ナイスロシー(グッ))」

「(お安い御用だ(グッ))」

と、やり取りをしてる間に二人はこれを最後にするのか、"個性"を最大限まで発動させて互いに構えた。

バリバリバリッ！
パキパキ…ゴオオオオオ！

いっちゃんが地面を蹴り、轟に急接近。

轟は大氷壁を発動して阻もうとする。

しかし、いっちゃんは氷結を飛び越えた。

そして、二人の距離が一気に縮み、轟は炎熱を使う。

WHAKOOOM!!!

ぶつかりあったその直後に大爆風。

峰田が吹っ飛ばされそうになったが、障子が足を掴んで何とか阻止。

『何今の…おまえのクラス何なの……』

『散々冷やされた空気が瞬間的に熱され膨張したんだ』

マイク先生のツッコミに冷静に解説する相澤先生。

この二人の温度差もなかなかだな。

土煙やら蒸気？で、視界が遮られているが少しづつ晴れてくる。舞台に人影が見えるが、この距離では確認は出来ない。

「───！緑谷くん…場外轟くん──…三回戦進出!!」

舞台に立っていたのはやっぱり轟だった。

いっちゃんは場外の壁まで吹っ飛んでいて倒れた。

ウチは直ぐにいっちゃんのとこに翼を生やして飛んでいき、傷にはなるべく響かない様に抱えた。

「まったくムチャすなぁ…おつかれいっちゃん」

ウチはいっちゃんを腕に抱え、そのままリカバリーガールの元へと運んで行った。

(…Aちゃんカッコイイ)
(緑谷を軽々持ち上げてったぞ)
(普通逆じゃね？アレ)
(確かにシチュエーション的にゃ逆だな(汗))
(ウラヤマシイ!!!(血涙))
(ブレないわね峰田ちゃん)

(あの"緑谷"って子あんなにAちゃんと近づけて羨ましいな～)
(アンタまったくブレないな！つーか、ちゃんと伝えてきました?!見に来てること！)
(大丈夫だよ(目逸らし))
(Σ忘れやがったのかよ呑んだくれ爺ィ!!!)

(あの淫獣…どう料理してくれよう(ゴゴゴゴゴ))

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