第32話・祭り前のざわめき ページ2
キーンコーンカーンコーン…
四限目の現代文が終了し、昼休み…。
「なんだかんだテンション上がるなオイ!!」
「活躍して目立ちゃプロへのどでけぇ一歩を踏み出せる！」
朝のHRで話した体育祭があと二週間後に迫って来ていて緊張の方が大きかったが、その分気合いが入ってるようだ。
「皆すごいノリノリだ…」
「いっちゃんは違う？」
「ヒーローになる為在籍しているのだから、燃えるのは当然だろう!?(グッ)」
「飯田ちゃん独特な燃え方ね 変」
梅雨ちゃんバッサリ言うな(汗)。
「デクくん、飯田くん、Aちゃん…
頑張ろうね体育祭」
「顔がアレだよ麗日さん!!?」
「Σ顔ヤヴェーことになってるよお茶子ちゃん！」
いつものうららかが消えて裏の顔的なのになってるよ?!
「どうした？全然うららかじゃないよ麗日」
「生…「スパァン！/キュッ!!」(ガクッ)」
瀬呂に吊るすように頼んで先にメシ処に向かった。
うん？梅雨ちゃんがひっぱたいたあとシメたけど何か？
・・・・・・
「あ、とっどろき〜！相席すんよー」
「ああ」
？テンション低いな。…あ、確かいっちゃんがオールマイトに気に入らってるって話があったような気が…。
いつも以上に黙ったままそばをズルズル啜って食べる轟。
うん、気まずい。ものっそい(ものすごい)気まずい。
「…お前の"個性"は色んな奴が召喚出来んだよな」
何の脈絡も無く、唐突に轟がそんなことを聞いてきた。
うん、と答えると轟は箸を止めてウチのことをじっと見てくる。
周りは次の時間の話や明日の予定、次の休みの日に何をするか、などなどの話題で溢れているが…轟とウチの空間にはそんな喧騒はほとんど響かず、どこか別の場所での出来事に思える。
長い沈黙のあと、轟はようやく閉じていた口を開いた。
「"個性婚"って知ってるか？」
.
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レキ(プロフ) - 蜜柑さん» Σ気付きませんでした！ありがとうございます！ (2019年2月26日 22時) (
レス) id: 3025ce4ccb (このIDを非表示/違反報告)
蜜柑 - 万屋が八百万になってます (2019年2月13日 16時) (レス) id: 1c94acc086 (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - レキさん» な ん と な く 分 か り ま す ! (2018年12月6日 19時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - フェニックスさん» Σ？！ 直 し た と 思 っ た ら 戻 っ て た Σ(ﾟдﾟlll) (2018年12月6日 19時) (レス) id: 8411feb197 (このIDを非表示/違反報告)
フェニックス(プロフ) - 長馴染になってる!｢幼馴染(おさななじみ)｣ですよ?! (2018年12月6日 17時) (レス) id: 8e3aac7538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レキ | 作成日時：2018年10月19日 0時
