【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第3章！

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これ以上の体力消費を抑えるため、狗巻とエトの召喚を解除する。

「チッ 予想外だな」

「悪く思わないでね」

ハイエンドは再生することなく、エトの胃袋へと収まった。あとは荼毘だけ。





…と、思い込んでいたのがいけなかったらしい。





グシュッ、と生々しい音がウチの耳に届いた。

痛みを感じ下を見ると、腹からチェーンソーの刃が飛び出ていた。

「あ"っ？！」

「ネホヒャン！」

「、うっ…ヴァルナさん…！」

「ち、っくしょ…」

？！、何でヤオモモと泡瀬が…！

二人ともボロボロで縛られており、体のあちこちから血が流れてる。

「オイオイ荼毘よお！こいつナイスだぜ！
最悪だよ！ お前の命令通りに生徒をとっ捕まえたぜ！逃がしてやるか！？」

そして二人の後ろから、支離滅裂な発言をするトゥワイスが現れる。

「ゴフッ、っそマジか…」

今気付いたが、この場所は荼毘達の集合場所だ。
合宿所から最も遠く、味方の合流の望みが全くない。

イタチは生徒の避難誘導、ノエルは消火活動。

ウチが何かしようとすりゃ二人が即殺しにされる。


………あーーーー、詰んだ。


「ソイツら見せりゃわかるよな。…大人しく来い」


グシュグシュッ！バギッ！バギッ！


「あ"あ"ああぁぁぁああっ!!!!」

「「ヴァルナ/さん!!」」

「一応動けねえ様にしとかねえとな」

腹を抉られ、両足両腕の骨が折られて地面に崩れ落ちた。

もうこれ殺しに来てるの間違いじゃないだろうか。

「目標も無事達成だな！遅せえっつうんだよなあ！？」

「あれ？まだこれだけですか」

トガヒミコが戻って来た。荼毘は何人分採れた？と聞くと、トガは一人ですと返答する。

すると、ウチに気付いたのか、凄い速さで近付いてくるとしゃがんで話し掛けてくる。

「初めましてAちゃん！私はトガです！トガヒミコ！今のAちゃんとってもカァイイねえ！」

頬を赤く染めて嬉しそうに話す。まるで友達と恋バナでもしているかの様なテンションだ。

「うるせえな 黙って…」


　ズドオン!!!


荼毘の言葉を遮る形で登場したのは、いっちゃんだった。

「知ってるぜこのガキ共!!誰だ！？」

いやどっちやねん。


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