【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第3章！

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エトの攻撃(つか捕食？)に度肝を抜かれてる隙に、今度は狗巻が攻撃を仕掛ける。

ハイネックをグッと下におろすと、口元には蛇の目、舌には牙の刺繍が施されているのが露わになる。

「《動くな》」

たった一言そう語ると、荼毘、スピナー、マグネ、ハイエンドは動けなくなった。

「ンっだこれ…！」

「体が…動かない？！」

「ちょっと、何なのよ！」

「ア"？アァ…ケ、ナイ…？」

いきなり動けなくなったことに困惑している。
混乱する姿を見てエトはゲラゲラと嗤い転げた。

ちょ、その巨体で転げ回んないで！地面割れる！

「さすが呪言…チートすぎて笑える」

「じゃげ…高菜、明太子」

「あいあい、喉スプレーね」

喉スプレーを手渡し、呪言が効いてるうちにさっさと拘束しようとしたのだが…。

「オ、オ、オ"オ"オ"オオオオォォォォオオオオオオ!!!!」


バヂンッ！


何と、狗巻の呪言を無理矢理振りほどいて、マグネとスピナーを攻撃したのだ。攻撃直後、二人の姿は泥となって消えてしまった。

…何故二人攻撃した？

「ツナマヨ…！」

「ニセモンだったのね…」

「あら？体も元通りに戻ってる何て…凄まじい再生能力だ」

「ハイエンド、殺れ」

荼毘の命令で再びハイエンドが襲い掛かる。

「《潰 れ ろ》」

ハイエンドの体は上からプレスされたかのように押し潰される。追い討ちをかけるようにエトがハイエンドの胴体を握り潰し、手足を削ぎ落として喰らう。

「、"水遁・水陣壁"！」

荼毘が掌から大規模な青い炎を噴出して強襲する。

「大人しく来い 悪ぃ様にはしねえ」

「この状況で言われても説得力ないから!!」

何度も眼前で大質量の炎を容赦なく放つので避けるのが大変だ。

「(あっぢ！このくっそ熱い！

アレ(・・)…使うっきゃないか…！)」

ウチは右の掌に力を集中させ、炎の放出に合わせて触れた。



触れた瞬間、その炎は音もなく、崩れて消えた。



「！！ 何しやがった」

「何だろうねッ！」

「イヒヒヒヒヒイイイイヒヒヒヒハハハハハハハハハハハハッ!!!!(グッチャグッチャ)」

「…ごんぶ」

どうやらあっちの勝負は着いたらしい。

ハイエンドは美味しく頂かれた様だ。



……え、あれ美味しかったの？


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