【ヒロアカ】ウチのヒーローアカデミア！第3章！

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──PM 5:20 合宿所 プッシーキャッツのマタタビ荘


「やーーーっと来たにゃん」

「お疲れサマンサー ボロボロになったねー」

ひと足先に合宿所に着いてたウチはクラスメイトを笑顔でお出迎えする(笑)。

「何が｢三時間｣ですか……」

「腹へった…死ぬ」

「悪いね 私たちならって意味 アレ」

自慢ですか…と、疲れた様子で元気のないツッコミをする砂藤。脳機能が低下してるのか、半分ボーっとしている。

その反応にピクシーボブは楽しげに笑って｢正直もう少しかかると思ってた｣と言う。

その中でも、と言いながら飯田、轟、いっちゃん、かっちゃんを指差しながら興味ありげに見ている。

……将来有望ってことでツバつけられたけど。

「マンダレイ…あの人あんなでしたっけ」

「彼女焦ってるのよ。適年齢的なアレで」

アレって(汗)。

するといっちゃんは、さっきから気になっていたのか、二本の金色のツノが生えた赤い帽子をかぶっている男の子について訊ねていた。

男の子の名前は"出水洸汰"。目がつり上がっててかっちゃんみたい。

いっちゃんが自己紹介して握手を求めたらこか…陰嚢を殴られてダウンした。

「はいはい！皆お疲れのとこ悪いけど、バスから自分の荷物降ろして！部屋に荷物運んだら食堂で夕食だよー！」

「そのあとは入浴で就寝だ。本格的なスタートは明日からになる さァ早くしろ」

「荷物持って〜案内するよ〜」

ウチは女子の荷物を持って部屋に案内をした。

男子の荷物？ンなもん勝手に持ってけ。ウチは女子しか優遇せん。レディーファーストは基本中の基本だろ。


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