第40話 カレーな中学生ライフ−奇奇怪怪−�� ページ40
・・・・・・
扉を開けても中には幽霊ばかり、生きてるヤツは今んトコ一人もいない。
「どこまで続いてんだよコレ…」
「かれこれ30分は歩いてるけど…終わりが見えない」
やっばいなホント。後ろ振り返れば上って来た階段消えてるし幽霊ばっかだし…アレか？少年院の未完成の生得領域？とかだったか？ソレに近いやつなのかな。もしくは結界とか。
もういくつ目かも分からなくなった扉を開く。
「…！」
「大丈夫かい？」
今まで幽霊ばっかだったのに、初めて生きてる人を見つけた。
傑は直ぐに側に駆け寄ってうつ伏せで倒れていた学生の肩を揺すると耳を近づける。呼吸音はするらしいけど、完全に気を失ってるみたいだ。
「あ、この学生服…ほらこのボタン コイツ田中の言ってた奴じゃね？」分からんけど
袖についてるボタンを傑に見せてこの馬鹿が田中の友達の友達？で間違いなさそうな確認を取って体を起こす。
服も少しボロくなってるし、顔色も結構悪い。あと一歩遅かったら死んでたかもしれないな。
「さて引き返そうぜ…って言いてーけど、出口がマジで見つかんねーからなあ…」
「かなり強引になるけど 壁に穴空けよっか？」
「発想がヤヴェーけどいっちゃん手っ取り早いからヨロシク」
幽霊を取り出した傑は壁に向かって攻撃をしてみたけど、壁は粘土みたいにぐにゃりと歪んだだけで元に戻った。
「「……ウソやん」」
ハモった。ぴえん超えてぱおん(泣)。
その頃、幽霊屋敷の1階。
「「「ぉおﾞおﾞぉぉおﾞぉおお」」」
ザフッ……
「…何体か祓われてんな フリーの呪術師ってワケでもねェみてーだし 残穢と上の気配からして…」
「瑞 状況は？」
「早かったっスね夜蛾さん 1階は雑魚ばっかっスよ。
非術師が何人か死んでるみたいで…上に恐らく、一般人の術式持ちがいますよ 何体か祓ってるみたいで残穢も残ってたんで」
「！そうか 残りの呪霊は上だけだな？」
「ええ 1級ならついさっき祓い終わったんで」
「急ぐぞ瑞」
「ウッス」
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レキ(プロフ) - ボブさん» コメントありがとうございます！ヒモさんカッケェんスよ…｢よかったな｣でハート撃ち抜かれました(笑)。応援ありがとうございます！！！ (2020年12月6日 6時) (
レス) id: 318f2659c8 (このIDを非表示/違反報告)
ボブ - すごいおもろいですね！！ヒモさん推しなんでたくさん？出てきて嬉しいですね！！あざす！！応援してます！！更新頑張って下さい！！ (2020年12月6日 1時) (レス) id: 95a51c0b56 (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 氷華さん» コメントありがとうございます！田舎の学校舐めたらイカンですわ…(汗)。田舎から都会ら辺に引っ越して驚いた…子供が体育館を埋め尽くしてる光景に(マジで驚いて引いた)。 (2020年12月2日 21時) (レス) id: d50c330afe (このIDを非表示/違反報告)
氷華 - 田舎の小学校の人の少なさはね…うん。舐めたらあかんで。ワイは三十人クラス（1クラスしかない）だったけどお姉ちゃんは１５？１７人クラスだったで。まあこのくらいの人数のほうが人見知りにはいいですけどね！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年12月1日 21時) (レス) id: 0b06ea8062 (このIDを非表示/違反報告)
レキ(プロフ) - 空色さん» コメントありがとうございます！頑張って続き書きますね！！！ (2020年11月27日 21時) (レス) id: 2b9c0cde38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レキ | 作成日時：2020年7月3日 6時
