槿花一朝 Ⅱ ［呪術廻戦］ (ページ33)

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77 そういうことページ33

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任務終わり

伏黒は伊地知さんと直帰
虎杖は観たい映画があるとかなんとか
Aは五条先生(バカ)に色々頼まれたから買い物
私はジバンシィの新作を試しがてら町をプラプラ

「あのっスミマセン…さっき
虎杖君と一緒にいませんでした？」

「……へ？」

スラっと背の高い女の子に声をかけられたかと思えば、その子の口から発せられたのは虎杖の名前
その女の子は小沢優子といい、虎杖のことについて聞きたいことがあるんだとか

ファミレスに入り適当にドリンクを選び一息付くと、目の前にスマホが置かれる

画面には、ぽっちゃり体型の女の子
誰？と思っていると卒業式の時の優子だと言う

「えっマジィ！？半年前でしょ！？何がどーしたの！？」

「いやぁその時から身長だけ15㎝くらい伸びまして
それと東京に来て環境の変化のストレスでみるみる…」

「ほへぇ～」

凄いな…と感心していると、拡大されていた写真が元の大きさに戻される
すると横に写っていたのは紛れもなくついさっきまで一緒に行動していた虎杖だった

「卒業式の日勇気を出して一緒に撮ってもらったんです
本当は連絡先とかも聞きたかったけど
私東京に越すの決まってたし…
でもさっき虎杖君を見かけて
今の私ならもしかしたらなんて…」

「え"っ優子それって…」

それってつまり…

「つまりそういう(・・・・)ことね！？」

「はい！！そういう(・・・・)ことです！」

ならばもっと虎杖のことをよく知ってる奴を呼ぶしかない！

「あ、伊地知さん！？伏黒まだ乗ってますー？？
お店のURL送るんでそこまで引き返してもらっていいですか？
アザッス！！シクヨロデース！！

今から私より虎杖に詳しい奴が来るわ
まずはソイツに話を聞きましょ」

「あのっ
もし釘崎さんも虎杖君のこと」

「ない
天地がランバダを踊ってもない」

もやぁ

…？なんだこれ

なんか今胸がもやっとした、不整脈？

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