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あの時よりも、強い
あの時のように呪力を飛ばしてくる
恵は間一髪 刀で受け、刀は折れてしまったものの軽症に済んだ
月光を構え、右手で振りかざす
スッと切る感覚が伝わる、当たった
この時私は気付いていなかった
『！』
「A！！」
左の脇腹に呪霊の拳が近付いている
見た感じ呪力は篭っていない、だけど！
『(そこは…！！)』
庇う暇も与えず、呪霊の拳は左脇腹に入り、
私は飛ばされ地面に転がった
『っ〜、何で…分かったんだよ、』
「！ …オマエ、その傷」
左の脇腹からは血が流れる
殴られたくらいで血が出るほど体は弱くない
今朝の任務でできた傷だった
掩蔽を使って反転術式で治したものの、自分の術式ではないため完璧には治らなかった
その傷が、開いた
無意識に右手ばかり使っていることでバレたっぽいな
『今朝の任務でやられた
傷が開いただけ、問題ない』
「問題ないって、！」
『っ、恵！前！！』
恵の目の前には呪霊
反応が遅れた、
恵は岩壁まで飛ばされて、玉犬も消えてしまった
呪霊の標的はまた私に移り、傷が開くのも気にせず両手で月光を構えた
『…来いよ』
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星空の砂時計 - とても面白いですね♪ 作者さんのペースで更新を頑張ってくださいね！ 私も呪術廻戦にハマり、作品を書いている者なので機会があれば何処かでお会いしましょう！ *´▽`* (2021年4月25日 11時) (
レス) id: a21ef6301e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナル | 作成日時：2021年3月22日 23時
