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* ページ5
「あぁ…かわいいんですけど〜!」
画面の向こう側では僕が作ったシチューを美味しそうに食べるAちゃんの姿が映っていた。
今日は“隠し味”を変えてみたから味の濃いビーフシチューにしてみた。
僕が君の好物知ってるのに全く疑問も持たず受け取ってくれた君の危うさがとても愛しい。
「次は何が良いかな?流石にアレはまだやめといて…」
腕を見ればさっき巻き直した包帯に少し血が滲んでいる。
慣れない包丁で切ったせいで思ったより深く傷になってしまったけど、自分の一部が君の中に入る事を想像しただけで興奮してしまう。
彼女は知らないだろう。
僕が君の隣人では無いことを。けどそんなの如何だっていい。
君が僕を拒絶しなければこのまま幸せな関係で居続ける事が出来るのだから。
「これからも宜しくね。」
画面の中の愛しい君にそう囁いた。
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作者名:砂糖里 | 作成日時:2023年8月26日 14時