最期の…30話 ページ31
それから数日
誰もが
Aの死を悲しんだ
そして今日はお葬式である
葬式にはAの顔馴染みの殆どが参列し
Aの顔の広さと
愛されていた、と言う事を
誰もが思い知った
そして、誰もが涙を流す
楽)…銀ちゃん
銀)…んだよ
楽)馬鹿野郎ネ
新)馬鹿じゃなくてクソ野郎です
顔を見せない2人に
罵られる銀時
声からして2人は
涙を流していると察せる
銀)…いきなり何だよ
楽)何で…銀ちゃんは
新)…悔しくないんですか
銀)何がだよ
惚ける銀時に
2人は飛びつく
そして声をあげる
楽)何で言わなかったアルか？！
新)後悔してないんですか？！
銀)…
楽)銀ちゃんは…好きだったアルな？
新)Aさんの事っ！！！
銀時は顔を伏せる
そんな銀時を見て涙で濡れた目を見開く2人
銀)あいつは幸せだった
それで良いんだよ
そういう銀時の頬には
涙が流れていた
すると背後から
？)…御愁傷様です
銀)越前…
何かを抱える越前の姿が
すると越前は
懐から何かを取り出す
越)これ…病室にあったよ
銀)これは…
いつもAが読んでいた本
中を開くと
読み過ぎてシワシワになってた
パサっ…
銀)何だこれ
落ちたを拾って広げる
新)これ…
？)手紙だネ
楽)か、神威？！
いきなり現れた神威
構える神楽
だが
威)今日はそんな気分じゃないヨ
と、神楽に言う
神楽は神威の目が赤くなっている事に
気付いた
新)…あれ中に沢山
新八は封筒を開け中身を見る
それは…Aと関わりのある人全てに宛てた
手紙だった
それを見た人は
再び涙を流す
すると突然
土)あれは…高杉？！
土方が言った
誰もが
そこに目をやる
沖田が刀に手を添える…が
沖)？！
松)今日は見逃そうぜ
松平が言った
銀)…随分遅かったじゃねえか
高)…まァな
高杉はAの眠る棺桶に
近寄った
高)…こんな時でも綺麗なツラしやがって…
そう呟く高杉
そんな高杉に…
越)高杉君、待っていたよ
何かを抱える越前が高杉に歩み寄る
越)…後は頼むよ
高)あァ
越前は高杉にそれを渡した
高杉はそれを
大切に受け取る
銀)まさか…それ
誰もが察した
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ハルナ(プロフ) - メチャ感動しました！ (2016年3月26日 13時) (
レス) id: 2e1a62f3de (このIDを非表示/違反報告)
高杉LOVE - 涙出ました！かんどうしました！ (2015年11月17日 23時) (レス) id: 5d3246c170 (このIDを非表示/違反報告)
雨 - 感動しすぎて涙が止まりませんでした！ (2015年5月12日 23時) (レス) id: 2041805c06 (このIDを非表示/違反報告)
神夜(プロフ) - どうぞ。 ほとんどその為に描きましたので… 下手ですけど、すみません。……… (2015年5月10日 20時) (レス) id: 94e0333bfa (このIDを非表示/違反報告)
はーちゃ(プロフ) - 神夜さん» ありがとうございます！！小説にのせてもいいですか？ (2015年5月10日 18時) (レス) id: 48ce6e08fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はーちゃ
| 作成日時：2014年12月23日 21時
