【刀剣乱舞】私はあなた達の主にならない

主探し☆60日目 ページ17

鈴那side


鈴「何言ってんのよ…薬研たちは主を探しに過去に来た…んでしょ…？」


薬「あぁ…。」



鈴「！っだったら！主(お母さん)を探すならもう少し前の過去に戻るはずでしょ？！」




きっと勘違いしてるんだ。
だって薬研たちがお母さんの刀剣なわけ…




薬「あぁ、そうだな。」



鈴「もう…そんな嘘つかないでよ…ね！」



ほっほらね！
やっぱり勘違いだよ！


薬「確かに俺たちはこの時代に大将があると思ってきた。でもくる時代を少し間違えちまったらしい。」



鈴「っ！？はっはは…そんな冗談全然面白くないよ…どうせドッキリかなんかでしょ？鶴丸とかが看板持ってドッキリでしたー！とか言って、驚いたか？とかいうんでしょ？w」



鶴「残念だがこれはドッキリでもなんでもないさ」




なんで…
どうしてそんな悲しい顔をするの…


鈴「鶴丸…っ」




鶴「俺たちだってドッキリで終わらせたいさ…でも、気づちまったから…知ってしまったから…鈴那を騙し続けるのは嫌なんだ…。」



なんで…そんなことで…



鈴「っ！？…てことは…みんなが…おかあさんを？殺 した…ってこと…？」




乱「殺 してはないけど、結果的にはそうなっちゃったのかも…」



鈴「そんな…こんなの…あんまりだよ…」



信「ごめんね、鈴那。僕たちのせいで、本当にごめん…」



やめて。
やめてよ。あやまんないで。


乱「でも…っ！僕たち鈴那のこと好きだからっ！またみんなで仲良くなりたくて…っ！」




いや…やめて…。


“ほらね！裏切られた！信じるからこんなことになるんだよ？？ww”


だれ…？



“私はあなたの中のもう１人の私だよ。”



もう１人の…私？



“そう！鈴那の刀剣を恨む心から生まれた私！”

恨む…心。


でも、みんなと仲良くなれたから…
もう恨むなんてやめた…


“ついさっきまでは。ね？今の私の中には少しずつ恨みの心が出てきてるよ？w”


いや！そんなこと…！


“だから信じなければよかったのにw信じるからこうなるんだよー？”


信じた…せい？


“そう！信じたせい！だから裏切られた時悲しいんでしょ？”



そっそれは！



“だったらさ。もうやめなよ。一緒にいてもいいことなんてないんだから。”


うっ…



“ほら…ね？忘れればつらくなくなるよ。”



わす…れる…。




乱「鈴那？どうしたの…？」




鈴「やめて！！！！！！」





皆「？！？！？！」

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