【刀剣乱舞】私はあなた達の主にならない

主探し☆57日目 ページ13

薬研side

乱「どっどういうこと！？なんで…でも主さんとは全然見た目も違うし…」



加「そうだよ。それに主は高校生の時に俺たち刀剣男子の存在を知らないはずじゃない？」



確かにそうだ。
でも“霊力”は人によって微量ではあるが違いがある。つまり、全く同じ霊力を持ってる。という人はいない。ただ、その家族、子孫を除いては…



三「うむ。だが霊力はその人そのものを表すと言う。それに同じ霊力ということは家族、子孫ということであるな？」




薬「ああ。そうだ。」


三日月の言う通りだ。
つまり…信じれないかもしれないけど…



鶴「それはつまり…鈴那が主の娘…と言うこと…か？」


霊力が同じ以上認めるしかないな。。。


薬「そういうこと…だ…」


みんなびっくりしてる。
そりゃあそうだ。

鈴那は刀剣男子を恨んでいる。
それは、母親を刀剣男子らによって裏切られ、殺されたから。


もし鈴那が主の娘にはならば…


一「もし、鈴那殿が主殿の娘なら…鈴那殿が恨んでいるのは…我々…ということになりますね…」



薬「……」


皆「……」


多分そうだ。
多分じゃない。確実にそうだ。


鈴那は主の娘で
刀剣男子を恨んでいて
その刀剣男子は俺たちで
鈴那が恨んでるのは
俺たちということだ。


正直、気づきたくなかった。

俺たちが気づいたんだ。
鈴那もいずれ気付くだろう。


その時、鈴那はどうするだろうか。

俺たちのことを嫌うか


俺たちのことを恨むか


それとも悲しむだろうか





いずれにしろ、“今まで通り”にはいかないと思う。



なら話さなければ良い。
話さなければバレる可能性は
いっきに減る。



だけどそれはそれで辛い
俺たちは鈴那を騙すということになる。


それだけは…できるだけ避けたい。


薬「みんなは…どうするんだ…？この事を鈴那に話すか？話したらまず今まで通りにはいかない。だが話さなければ鈴那を騙すことになる。。。俺はみんなの意見をききたい。」



乱「みんなの…意見…」




皆「……………」

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