ウチの最年長の秘密② (ページ3)

今日:19 hit、昨日:38 hit、合計:91,232 hit

・ページ3

樹side

2日目のライブも終わり、ホテルの部屋でゆっくりしている時、突然きょもから電話がかかってきた。

京「あっ、樹？フロントにいって体温計とか借りてきてくれない？あと冷えピタと飲み物買ってきてくれると助かるかも。」

樹「きょも、具合悪いの？」

京「ううん、髙地が熱出してここにいてって言われたから動けないんだよね」

樹「まじ？わかった。すぐ行くわ。」

髙地が熱を出したらしい。フロントに行って必要なものを借りてくるのとコンビニに行くのを頼まれて、1人では難しいからコンビニの方は北斗に頼んだ。

フロントで体温計を借りてきょもたちの部屋へ急いだ

樹「きょも〜借りてきたよ。」

部屋に入ると顔を真っ赤にさせて寝ている髙地がいた。

様子を聞くと、頭が痛くて気持ち悪いらしい。

食事会のときはそんな素振り一切なかったからきょもからの連絡で聞いた時驚きしか無かった。

北「樹〜買ってきたよ。」

樹「サンキュー」

北斗はきょもに頼まれてた冷えピタと飲み物以外に解熱剤やゼリーなんかも買ってきてくれた。

髙「樹、北斗、、ごめんね、ｸﾞｽｯ」

涙目で謝られた。怒りはしないけど、もっと早く言って欲しかった。

樹「大丈夫だよ。きょも、何度だった？」

京「38.9」

樹「え？高くない？」

京「ずっと微熱続いてたらしいし、ライブでテンション上がって熱も上がったのかもね。」

樹「まじか、、、、」

1週間くらいってきょもが言ってるけど、俺ら普通に仕事してたよね？全然気づかなかった……

あとはきょもに任せて自分たちの部屋に戻った。