社 長 秘 書 ( 黄 ) １８

＊８９３ ページ43

♡「 あ！岩橋ちゃんだ！！ 」


岩「 ……… 、あ、あぁ。」


♡「 どうしたの？元気ないね。」


岩「 ………… ぐすん、」


♡「 へ？ 」



ぶぇええええええ(´；ω；｀) と

岩橋ちゃんが私の顔を見た瞬間泣きついてきた。



ちょ、ちょっと待ってよ！！

私なんにもしてないからっ！！！！！

どうして私の顔みて泣き出すのよ。




岩「 Aちゃんんんんん ( 涙 ) 」


へ？！なに？！いま名前呼んだ？！

いつもブスとか、ねぇしか言わないのに？！




あまりにも突然過ぎて驚きが大きかった。



♡「 い、岩橋ちゃん。場所変えようよ。」



ガシッと抱きつかれてるもんだから

身動きできない。←



岩橋ちゃんを抱えながら

とりあえず人目のつかない場所に移動した。


どしよ、濱ちゃんも読んだ方がいいの？


携帯を手に取ると、腕を掴まれて

涙を目に溜めた岩橋ちゃんが首を横に振った。




♡「 わ、わかった。どうしたの。」


岩「 … っ、」


ちょうど自動販売機があったから

適当に飲み物を２人分買った。


泣いたら水分補給したいもんじゃん？←


♡「 … 、お水って最近味がついてるんだね。」


なんとなく、改めて話をするのって

話しにくいこともあるもんだから

適当に関係ない話を１人でひたすらした。



♡「 透明のコーラってどんな感じなんだろうね。」


岩「 …… 、ねぇ、話してもいい。」


♡「 え、？ 」


岩「 病院に行ったの、この前。」


♡「 風邪？」


岩「 ちがう、…… 」



すぐそこの、産婦人科に行ったの。

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