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また歳をとってしまった。
31歳って立派な大人のイメージだったけど
全く、自覚がない。
でも、30歳の俺は色々あった。
Aっていうくそ生意気なやつに会って
そいつが彼女になって今じゃ嫁だし、
濱田っていうとんちんかんな部下とも知り合って
この1年は色んな人との出会いがあった。
♡「 淳太、イチゴ大きいところあげる! 」
嬉しそうにケーキを取り分けて
美味しそうな所を皿に乗せてくれた。
若干、手が震えてるのは
多分Aはこのケーキが食べたいんやろな。←
視線、俺じゃないもん。ケーキやもん。←
淳「 ありがと、」
♡「 おいし???? 」( ガン見 )
淳「 … (笑) なぁ、味見してくれへん。」
ケーキを1口フォークに差して
Aの口元に持っていくと、
戸惑いながらも大きなひとくちでケーキを頬張った。
♡「 … ふふ、ふへへ、おいひ、… 」
この嬉しそうな顔が1番すきやから
誕生日くらい、沢山この顔見せてもらお。
最初は挙動不審で落ち着かなかったし
それはそれで面白かったけど、←
やっぱり1番すきなのは
Aの笑った顔やな、あーーあ。
♡「 もふ、… じゅ、淳太。私にばっかり、」
淳太のケーキなんだから食べなよ!って
少し困った口調で言ってるけど口角上がってるで。←
淳「 じゃあ、Aのやつちょうだい。」
♡「 え、… いいよ。はい、」
淳「 ちっさ、めっちゃケチやん。」
♡「 だって、このケーキ美味しいし、… 」
神「 ほんまに?これ俺が作ったやつ。」
濱「 私も手伝いましたもんね!えっへん! 」
♡「 え!すごい!神ちゃん!! 」
濱「 濱ちゃんも作ったけど!?Aちゃん!」
♡「 あ!え、う!うん!濱ちゃんもすごい!! 」
今年の誕生日は、2人きりかと期待したけど、
こうやって賑やかに過ごす誕生日は
楽しくて、俺は慕われてるんやなって実感した。
最高の31歳のスタートきれた気がする。
♡「 淳太、おめでと!! 」
淳「 … ありがと、」
これから、10月21日は
Aと、そして仲間と、いつかは家族と一緒に過ごせると思うと
毎年、10月21日が楽しみな日になった。
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(名前)美波(プロフ) - ぽむこさんの、お話し笑えて泣けて私のパワーいなってます!!これからもぽむこさんのペースで頑張って下さい!! (2018年10月24日 19時) (レス) id: 1c691ac790 (このIDを非表示/違反報告)
J love story - 何かnewのマークがついてへん、、 (2018年10月23日 22時) (レス) id: d398c1e8ce (このIDを非表示/違反報告)
*Rino(プロフ) - どうしてぽむ様のお話は笑えるのに泣けるのでしょうか?← (2018年10月23日 20時) (レス) id: b93cf8c50f (このIDを非表示/違反報告)
るかっぴ(プロフ) - ぽむこさんの語り?の更新嬉しいです(^O^)私もじゅんじゅん大好きです! (2018年10月21日 18時) (携帯から) (レス) id: 7e32463c57 (このIDを非表示/違反報告)
おしげ(プロフ) - 私もジャニーズWESTとぽむこさんに元気貰ってます!この小説が大大大好きです (2018年10月21日 10時) (レス) id: 97a763e55c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おぽむこ ぽめこ( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年8月19日 22時