E v o k e ( 緑 )

＊１３ ページ13

息苦しくて、神ちゃんの口が離れたら途端

拍子抜けしたっていうかなんていうか←

腰が抜けて倒れ込んでしまった。



♡「 … はぁ、… っ、し、しんど … 」


神「 もう？まだ全然なんやけど。」


♡「 んぅ、…… っ、やだ、… 」


倒れ込んだ私の上に乗っかって

そのまま床ドン状態のまま

またキスをされた。



神「 あ、そういえば。あんたって名前なんなの？ 」


♡「 ふぇ、… い、いまさら？？？ 」


神「 名前くらい、呼んであげなあかんやろ？ やる時くらい。」


そう言って、ドヤ顔なのかわからないけど

ふふんって何故か勝ち誇った顔して私を見た。



♡「 … 、A… です？？ 」


神「 A？ふーん、」


そう言って、髪をそっと撫でて笑った。


神「 Aはキスが下手くそやな。」


♡「 う、うるさいな。」


神「 でも、気持ちよかったやろ？ 」


♡「 ……… わかんない。知らない、」


神「 つぎ、Aからキスしてみ。」


♡「 き！？… へ、わたしか、ら！？ 」


神「 はよして、」


そう言って、神ちゃんは目を閉じた。

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