☆18 ページ19
♡「 …… 望? 」
後ろから声が聞こえて振り返るとAが居た。
望「 なんで?! … こんなとこで何してんねん!こんな遅くに! 」
♡「 寝れへんから、コンビニ行ってきた帰りやねん。」
望「 … 夜遅い時間に出歩いたあかんやろ、」
♡「 だっていつもは望、着いてきてくれたやん… 。」
そう言ってAは悲しそうな顔して俺を見つめる。
望「 家まで送るから、帰ろ。」
♡「 … 望は帰らへんの?」
望「 … 、行こ。」
♡「 まって、… さっきの。聞こえた。」
歩き出したはずの足が止まった。
なんて?さっきのって、
♡「 なぁ、望。… 好きなん? 」
望「 なにが、」
♡「 私のこと、…… 家族として、好きなん?それとも、… 」
望「 … もうこれ以上言ったらあかん、」
♡「 … なんで、なんで望が弟なん。」
そう言ってAは目に涙を浮かべてそのまま歩き出した。
馬鹿な俺でもすぐわかる。
俺達はきっと、お互い好き合ってるんやって。
でもそれを言葉にしてしまったら、あかんってことも。
393人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ジャニーズWEST」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おぽむこ ぽめこ( ˙-˙ ) | 作成日時:2018年1月20日 21時